2014年3月29日土曜日

しだれ桜と

白梅・紅梅が終わる前から、黄色いサンシュユの花が咲きはじめ、そして、しだれ桜が満開になりました。何ともいえない美しいピンク色の花が品よく(?)咲いています。枝垂れの姿がよいのですが、青空を背景にした花もいいです。細い枝しか映っていないのですが、植えて15年ぐらいになります。




足元でも次々に花々が咲いています。本当にあっという間に春ですね。

例の病気のつるバラのすぐ隣にカイドウがあるのですが、いっぱい小さな、これもちょっと違うピンクの可愛いつぼみを沢山つけています。でも、つるバラは芽が全く出ません。尿素や外科的治療・冷温治療がきつすぎたうえ、大胆に枝を切って体力温存を図らなかったことが原因だと思います。可愛そうなことをしたと反省しています。バラのmoment of smileを楽しみにしていたのですが...でも、まだ、枝の切り口をみるとと生きています...

2014年3月27日木曜日

“格好いい” 上村愛子選手 引退

上村愛子オフィシャルブログより
モーグルの上村愛子選手が昨日引退を発表しました。

ソチオリンピックでは、横滑りでスピードをコントロールするのではなく、できるだけ斜面の方向に板を向け、スピードを落とさず無駄のない滑りをしていて“格好いいと新聞にも書かれていました。録画を見てみると、確かそういう速い滑りでした。

昔、スキーをしていた頃のことを思い出しました。私が、コブのある急な斜面を腰が引けて横滑りでスピードを落としているとき、コブをうまく読んで、うまくエッジを効かせ、斜面に真っ直ぐ無駄のないコースを滑っていく人は格好よかったです。ああいう風に滑りたいと思って練習したものです。レベルの違うオリンピック選手の滑りですから、近くで見たら、さぞスゴイのだと思います。

上村愛子選手は、滑りだけでなく、潔さも“格好いいですね。ジャッジ受けより格好よさを大事にしていると新聞で解説していました。本来、フリースタイルとかモーグルスキーは格好よさの要素が大きかったとは思いますが、難易度とスピードが一昔前と比べると比べものにならないほどレベルアップしています。そんなレースで、判定基準ではなく格好よさを重視し、最後のオリンピックを滑りきり満足している彼女の姿は、とても爽やかでした。

昨日の引退発表もさわやかで“格好よかった”ですね。引退後の彼女の活躍を期待したいと思います。

“システム活用”と“物流”のシンプル・バックアップ

一度使うと便利で、無くてはならなくなってしまうのが、ITやネット・クラウドですね。現代では皆が依存症のようになっています。

昔のシステムは原始的で、チップというよりコンピュータのハードウェアがむき出しに近い状態でした。現在のシステムやネットはちょっと次元は違います。製品サービスのプロバイダーがいろいろ工夫して使い勝手をよくしてきました。しかし、まだまだですね。標準化も遅れています。

便利な道具と溢れる情報は、膨大な組み合わせの選択肢を提供していますが、それだけにうまくいっているときはよいのですが、今回の私のように一旦トラブルにはまるとアリ地獄です。問題判別の組み合わせは半端ではありませんでした。シンプルにするというのは言うは易し…ですが本当に必須です。

左の写真を“システムやネット”のモデルに例えるとチップがシステムやネットそのもの、その上の石が人間とのインターフェイス、ここがもっと使い勝手のよい石になることが必要です。真ん中の石は、システムや仕組を支える層で、ユーザーにはブラックボックス、一番下が社会インフラ的あるいは物理的な層に例えられます。

昔の中央集中しすぎたシステムは磁気嵐や戦争・テロのリスクを考えると分散化が不可欠で、結果的にインターネットの世界が開けました。磁気嵐が本当に起こったとき、現在のクラウドがどこまで救ってくれるかわかりませんが、強くて物理的に分散したシステムやネットの基盤、一番下の石になってほしいものです。

それと同じで、個人でできることは限界がありますが、一番下の石でいうと、分散するクラウドを活用したり、パソコンは2台で相互バックアップする体制にしたり、物理的な保管もちゃんと考えるなど自助努力が必要だと思います。原始的、かつ、全体はシンプルでなければなりません。プラネットカナールのことも視野にいれ、システムをシンプルにしようと思い、その過程で起こったのが今回のトラブルだったのですが...

一方、同じこの石を“モノを運び届ける”モデルとみると、上の方は宅配業者などが工夫して、分かりやすいサービスを提供してくれています。宅配も便利なシステムで一旦使うと容易で早く、無しではいられなくなっていますね。

一番下の石をモノを物理的に運ぶ手段と考えると、プラネットレベルでは、やはり、災害対応や、より複雑なシステムに依存しすぎない原始的な運送や配送も必要だと思います。便利への依存度を下げるため、スローな輸送や配達も必要だと思っています。そういう補完的でバックアップとなるような仕組をつくっておくことが必要ではないでしょうか。

こんな理屈っぽいことを考えながら、気を紛らわせていたこの1か月でした。

    2014年3月26日水曜日

    のどじまんtheワールド2014春

    ADDICTOEから
    ネット関連のトラブルが解決し少しホッとしたので、ちょっとひと休みと、家族が録画していた番組を見ました。外国人によるのど自慢大会で、期待していなかったのですが、なかなかでした。
    個人的特によかったと思ったのは、
      ・笑顔溢れるケニア代表
      ・透き通った声のポーランド代表(今にふさわしい、ユーミンの“春よ、来い”)
      持っている”ハンガリー代表(14歳)
      ・ドラえもんのようなシンガポール代表
      ・キユーバ代表、トルコ代表、カナダ代表、フィリピン代表…

      昨年のドイツ代表の歌もYouTubeで見ましたが、よかったです。

      難しい曲、昔の曲も多く、理由はあるようでしたが、どう選曲したか興味深いものがありました。

      日本を好きな若者がいることはうれしいことです。きっかけはアニメだったり、教科書だったり、人と人のつながりだったり…。

      外国人なので日本人以上に、その歌の歌手の影響を受けているかと思いきや、曲や歌詞を理解し自分のものとして歌っているのです。日本人からみた外国人という概念を超えていました。ひとりひとりの中に入り、そのひとのものとして、そのひとの中から溢れ出ている思いや透き通った歌声は心に響きます。上手いという表現が合わない楽しい“のどじまん”でした。

      国や民族、人種に関係なく、世界のどこかの人の中に入りこんで、それぞれの人のものになって歌ってもらえる“曲”のようなものを残せたらいいですね。

                      2014年3月24日月曜日

                      空回りせずに一歩一歩階段を上がれるとき

                      この数日、頭を悩ましていたネット関連の問題は解決しました。最後はちょっとした手順の見落としで、サブディレクトリを指定してなかったことが原因でした。

                      この件はしかるべき指定をして必要な手順を踏めば、一進一退はあっても、解決する性格の問題でしたので、うまくいかなくても、そんなに疲れませんでした。一段でも階段を登れていれば、疲れないものですね。途中、ジャズバイオリンの助けもありましたが…

                      一方、液晶の故障から端を発した、一連の問題は、空回りの連続で、精神的にも滅入りましたし、大変疲れました。機械の問題で昔の空回りに比べれば、全然大したことはないのですが、最近は少し楽をし過ぎなのかもしれません。

                      昔、システムの営業や導入をやっているとき、新しいお客さまにアサインされて乗り込んだのはよいのですが、1年間噛み合わず何一つとして売れず何一つとして導入できないことがありました。世界同時にコンサルティング事業をスタートアップしている時、FORTUNE500の企業にあるプロジェクトへの参加を呼び掛けて回ったことがありました。半年ぐらい、一社も乗ってくれませんでした。どちらも結果オーライというか、それ以上になったのですが、噛み合わないときは本当に精神衛生上よくなかったです。これもビジネスのちっぽけなことではありますが、ふと、そんなことを思い出しました。

                      ただ、何でも、ひとたび少しでも引っかかり回りはじめると、どんなに大変な思いをしても厳しい状況でも、そんなに疲れないものですね。最近は、すっかり、忘れていたことです。そんな心地よい疲れをまた味わってみたいものです。今回のパソコン・トラブルのトンネルは、いろいろなことを思い出させ、学ばせ、考えさせてくれました。

                      2014年3月23日日曜日

                      午後のジャズバイオリン

                      これは昨日の写真ではありません
                      土曜の午後、近所のサムタイムというジャズ・ライブハウスで石内幹子カルテットの演奏を楽しんできました。久々のジャズライブを2ステージ堪能しました。ジプシーっぽいところ、ちょっとフランスっぽいところもあり、感性豊かな演奏がよかったです。

                      昔、休みの午後に、ジャズバイオリンの大御所ステファン・グラッペリのレコードをかけてストレスフルな日々の疲れを癒していたのを思い出しました。今回も長いパソコンやネットとのトンネルを経験していたこともあり、バイオリンが特に心に沁みました。

                      そこで、“Swing from Paris”という彼女のフランスでつくったアルバムを買いました。なかなかいいですよ。帰って、それを聞きながらネット関連の設定を続けたのですが、うまくいかなくてもイライラとならず、比較的穏やかな気持ちでいられました。ついつい2時過ぎまで続け、今日は昼寝をしてしまった次第です。

                      ジプシーは移動するとき大きい楽器は運べないのでジプシー系の音楽にはドラムはないそうです。ただ、カルテットでは運ぶ必要がないピアノは入っていました。趣味はピアノです…などと人には言えない本当に下手くそなピアノで、完全に錆びついていること確実ですが、ピアノを久々に弾いてみたくなりました。イヤフォンのついている電子ピアノで...ボケ防止も兼ねて...

                      2014年3月20日木曜日

                      部品が壊れたら新品購入?

                      液晶故障に端を発した一連のパソコン・トラブルとの悪戦苦闘に光が差してきたのは確かですが、昨日、サービスセンターから液晶の交換のための費用を言ってきました。なんとパソコン本体購入価格と同じぐらいの費用がかかるそうです。液晶パネルだけ交換すればよいのですが。

                      今日、費用のことだけではありませんが、納得がいかず苦情窓口にもなっているセンターの長に正式にクレームしました。最近は窓口での受け答えは低姿勢で丁寧なのですが、企業側の守りの姿勢が強すぎ、得意客の立場で相談にのってくれる余裕がなくなってきているような気がしました。それでも、しかるべき部署にクレームが伝わっていくことを願っています...

                      高い部品であるのは確かだと思いますが、本体全体に近い価格がかかるのはおかしく、同一機種を買ったほうが早いといっているとしか思えません。以前のガラケーの携帯の液晶が壊れたときもそうでした。本体と同じ価格という程ではありませんでしたが。

                      昨今、修理して長く使うというより、故障したら修理が高いので買換えたほうがよいというものが多すぎると思いませんか。コンピュータのボードやチップの部分が多くなっていて、部分的修理が難しくなっているのもわかりますが、それだって治るもの、部品交換で使えるものもあると思います。忙しいし急ぐので修理などしていられない、時間のほうが大切だ、という人も多いと思います。私も昔そうでした。

                      古いモデルは格好悪いという風潮もありますね。デフレ下ではそれ程でもありませんでした。確かに新しいモデルのほうが機能や性能が上がっているとは思います。特に節電やエコは意味があります。

                      一方で、昔ながらの時計やスーツケースの修理屋さんのことをテレビで見たことがありますし、街には靴やバッグの修理屋さんもあります。古着屋さんもあります。こどものモノを譲っていく支援をしているところもあります。モノを大事にしている人は、まだ、たくさんいると思います。

                      “もったいない”という気持ちは自然な気持ちですし、資源を大事にすることはプラネットのためでもあります。モノづくりを大事にするなら、モノを大切に長く使っていくのも大事だと思います。新しいものと古いものがうまく共存する社会になっていくとよいですね。経済もそれを織り込んでバランスよく成長していけるとよいですね。

                      2014年3月17日月曜日

                      "light at the end of the tunnel"

                      パソコンのトラブルにはまって、暗いトンネルのなかにいるようでしたが、やっと光が見えてきました。

                      冬季オリンピックもパラリンピックも終わり、東日本大震災の3周年も過ぎ、気が付くと日差しも気候も春になっています。梅も満開、舌足らずのウグイスの鳴き声もはじまりました。

                      書きたいことは沢山ありましたが、とりあえず、暗いトンネルで考えたこと、感じたことを、くどくならないように気をつけながら書きたいと思います。

                      やっと、また、ブログ再開します。