2014年5月31日土曜日

奇跡の日本列島 ヒマラヤと日本の梅雨

5000キロ離れた“ヒマラヤ山脈”やチベット高原がなかったら今の日本の梅雨や森はないそうです。それどころか、ゴビ、タクラマカン、アラビア半島、サハラのような砂漠地帯とまではいかなくても、緯度20度~50度にある日本は大変乾燥していたらしいのです。


ヒマラヤができてからは、西からの“風”がヒマラヤを避けて南を周り、インド洋の水分を吸い太平洋の水分を吸い、日本に梅雨をはじめ様々な雨を降らすようになったというのです。その梅雨で日本列島の自然体系ができてきたそうです。

今の穏やかな日本の気候があるのも、はっきりした四季ができ、変化に富んだ自然が私たちと私たちの感性を育んでこれたのも、世界一のヒマラヤが出来たお蔭です。地球の偶然やヒマラヤに恩返しはできないけれど、いつかそこに住む人々に何かできれば...また、プラネットカナールにつなげて考えています☺

もう少しすると梅雨ですが、農家にとってだけでなく、私たちの住む日本列島の自然にとって必要不可欠な梅雨を、感謝しながら過ごしたいと思います。

2014年5月30日金曜日

NHKスペシャル『日本列島 奇跡の大自然』

NHKスペシャル『日本列島 奇跡の大自然』より
前回のブログで、“地球のゆったりした大気の流れや“四季のある日本にいる幸せに触れました。

それで、以前、NHKスペシャル日本列島 奇跡の大自然』で、数えきれない幸運な偶然が積み重なって、今の日本列島があると言っていたのを思い出しました。

生憎、録画したDVDは、プラネットカナールの理事になってもらおうとしている友人に貸したままになっているので、とりあえずNHKオンデマンドで見直そうと思います。ブログにまた、何回かに分けて、そのことを書きます。

ご一緒に、PlanetTimeというより、本当のプラネットの時間の流れを感じられれば幸いです。

2014年5月24日土曜日

5月の風

妻と娘を車で送る途中、東京女子大の門の前を通ると、奥の白い建物を覆うような緑が横に見え、窓からは5月らしい爽やかな風が入ってきました。実に気持ちいいなぁ...』とTwitterなしでツィートしてしまいました。この季節、新緑がそよぐ穏やかで心地よい風の中にいても、幸せな気持ちになります。地球のゆったりした大気の流れを感じます。

世界には厳しい気候が多いのに、四季のある日本にいる幸せも感じます。勿論、日本でも天候や自然が厳しい時もありますが...穏やかなときは、ここが天国ではないかと一瞬思うことすらあります...

2014年5月23日金曜日

KOIL インハウス・メンタリング

つくばエクスプレス(TX)の柏の葉キャンパスに、先月、“KOIL”というインキュベーションセンターがオープンしました。起業家や大企業が集まってイノベーションを共に創造しよう…という場で、人が集まり×いろいろな空間を利用でき×イベント・セミナーや創業支援などのプログラムに参加できる...ということがウリです。隣には“The” University of Tokyoの建物もあります。(何でtheがついているかわかりませんが...) 柏の葉キャンパスは公民学連携による自立した環境未来都市を目指す総合特区にもなっています。

昨日は私が、創業支援プログラムのひつつであるインハウス・メンタリング担当でした。ひとつは、少し前にご紹介したTX沿線でママさんのコミュニティ “ままてぃ”とおもちゃ販売“mamaT”をはじめている方と、もうひとつは、先月創業したばかりの“KoKoUPz”の社長で、やはりTX沿線をはじめとする地域に密着し、お店や街をネットやITの活用面で支援しようとしている方です。『あなたが世界を変える場所』をキャッチフレーズにしているKOILですが、たまたま未来都市特区に集まる“地域密着”型の2社が来られました。個々の話は別にして、2社をお互いにご紹介し繋ぐことができ、よかったです。一緒に地域のお店をいろいろな形で応援したり、クラウドやワイヤレス・スマホを活用したアプリをつくって街の魅力を高められないかなど話が盛り上がり、継続的に話をしていくことになりました。

個人的には“地域密着”のような地道なスタートが私は好きです。プラネットカナールもそうしたいと思っています。

2014年5月16日金曜日

2014年5月15日木曜日

panono一瞬の空間を撮影するボール

昨日、ドイツの起業家のプレゼンが柏の葉キャンパスにあるオープンしたての KOILというところでありました。ベルリンにある あの“リクルートのインキュベーションセンターとskypeでつないでのテレビ会議です。

ひとつは、panonoという360度×360度アングル撮影可能なボール型のカメラを開発した起業家Jonas Pfeilのプレゼンでした。

サイズはグレープフルーツ大で、高画質なパノラマ写真を撮影できます。panonoを上に放り投げたり、差し上げたり、複数プロペラ型のヘリコプターにぶら下げたりして撮影します。投げられたpanonoに内蔵されている36個のカメラが、最高点に達したところで、その瞬間の空間を捉えることができます。画像はPanonoアプリがインストールされた端末やタブレットにワイヤレス送信され、どの方向のパノラマも見ることができます。クラウド上で処理保存されます。(ご参考までに、普通の場所で撮影した全方位パノラマ写真の例です。 http://panonospring.panono.com/ )

GoProというスポーツなどアクティブなシーンで使われるビデオカメラもありますが、panonoはもっと普通のシーンで使えます。広大な景色を、記念写真を、楽しいスナップを、カメラを空中に投げあげれば、確実に、その一瞬の空間を撮影できるのです。実は、はじめ、子供だましのように思えたのですが、聞けば聞くほど面白さがわかってきました。

創業者もチームもなかなか良く、戦略も、しっかりしているみたいです。昨日はそういう具体的な話まではいきませんが、ベンチャーキャピタルも入りはじめており、近々増資も考えているようです。メルケル首相が見学に来た時の写真がプレゼンピッチに入っていました。世界中のメディアに取り上げられ注目されているようです。

panonoで撮影された“面白い”“新しい”全天球写真がたくさんサイトに世界中からアップされ共有されるのが楽しみです。

2014年5月14日水曜日

わが庭の美女たち

庭にあるジャーマン・アイリスと、白い花が、見えにくいですが、『立てばシャクヤク、座れば牡丹、歩く姿は百合の花』のシャクヤクです。牡丹はありません。百合の花はまだですが、共に我が家の美女たちです。

2014年5月12日月曜日

夢の扉 ライフロボティクス社

I have a dream !”…“夢の扉”を開けようとしている人々を取り上げる番組があります。昨年末、ライフロボティクス社の社長の夢が紹介されました。彼のチームは今、『ヒトの身近で動くロボット技術を通して、 ヒトが自らの強みを生かし ヒトにしかできないことに集中できる 社会を実現する』という夢を実現する道を模索しています。

近く都内に拠点を構えるようですが、“つくば”にある産総研発の技術ベンチャーで、私もTXアントレプレナーパートナーズという起業家を支援する団体を通じて支援しています。

先週金曜に、製作を支援する会社や行政の起業支援をされている人たちなど、その社長の夢を応援する人々が、新製品の事前発表会に招かれました。“極めて安全で手軽な”コロボット・アームが製品です。ヒトを中心にヒトの脇で 安全にヒトを補助するロボットを コロボットとかコボットとかいうそうですが、最近、海外での規格化やグーグルの動きもあり、その領域がにわかに騒がしくなっています。

この会社では、上肢に障がいを持つ人の自立支援用ロボットアームも手掛けていますが、産業用コロボットに力を入れていくようです。ロボットというのは極端に無理な姿勢をとると自分で一番楽なスタンバイ姿勢に急速に戻るようになっていて、その時が大変危険だそうです。肘部分などがヒトにぶつかる可能性が高いということです。また、トラブルで暴走すると大変危険らしいです。ライフロボティクス社のロボットは肘をなくし、狭いところでも極めて安全に使えます。また、専門家も不要で、複雑な制御もいらず価格も安価に設定できるとのことです。ロボットが導入されていない中小企業や少量多品種の生産などにも、人間と共存するロボットの裾野を広げ、生産やサービスの現場の生産性や品質管理を革新する可能性を秘めています。一番フレキシブルで賢いのは機械でなく人間ですが、身の丈あった仕事をするコロボットの広がりは社会や産業に大きなインパクトを与えることでしょう。

是非とも夢の実現へ扉を開けてほしいものです。

2014年5月6日火曜日

嵐 GUTS! バックダンサー

『毎日がゴールデンウイーク』と言うタモリが司会する先週のミュージックステーションの録画を観ました。

90歳になる義理の母が嵐のニノの大ファンで、出演している番組がメリハリに欠けるとテレビ局に電話するほどなのです。出演している番組のチェックは必須です。

GUTS!という曲は、甲子園の入場に使われそうな、なかなかよい曲です。5人のダンスもよく、フォーチュンクッキーのように真似されるのを意識しているのかも知れません。

でも、私は、いつもバックダンサーのほうに目がいってしまうのです。30人が一緒に元気に踊り、途中でTシャツを風になびかせたりして、最後にGUTS!という人文字をつくりました。ここまでに、たくさんのダンスが大好きな人たちがオーディションで、マイケルジャクソンの"This Is It!"のシーンのように、“ありがとう”と言われ抜けていったことでしょう。出ていた人たちにも、『私もヒットする前は嵐の後ろで踊っていたんですょ』とか『過去のことだけど、Mステで嵐のバックで踊ったことがあるです』とか、同じ畑でずっと行くひと、全く違う畑に行くひと、いろいろな将来があるでしょう。でも、そんなことより...数分間、目いっぱいの笑顔で、力いっぱい躍動して、ダンス好きの人たちが楽しそうに輝いていました。