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2015年6月16日火曜日

トムハンクス CAST AWAYとプラネットタイムPlanetTime™

昨日、娘がDVDを借りてきたので、やることが山ほどあるのに、ついつい見てしまったのがCAST AWAY。シンプルな映画でTom Hanksのファンでないと退屈してしまうかもしれません。

時間との競争という意味で象徴的なFedExで世界中を飛び回るChuck。tick-tockという時間を見失うことは罪だとまで言っていました。年末、急な仕事が入り、大晦日に開けて...とKellyに指輪と思われる箱を渡してMemphisを飛び立ちます。

しかし、飛行機事故で海に不時着、ひとりだけ助かって太平洋の無人島に漂着し、自然しかない中で、なんとか生き延び4年が過ぎます。Tom Hanksが本当にやせ細っていきます。そして、自分の運命をコントロールしたい衝動にかられ、イカダをつくり敢えて海に出てコンテナ船に救助されます。印象的なのは、帰りの飛行機の中でドクターペッパーと一緒にでてくる氷に、別世界すぎて苦笑するシーン。

HubがあるMemphisに帰ると自分は既に埋葬されており恋人は...無人島では火をおこすのに大変な思いをした彼ですが、長いライターをカチッと、簡単に火をつけ空しそうな表情をします。これも非常に印象的。夜たまらず彼女の家に行き、二人だけの再会のシーン...

無人島でそうだったように、明日になれば日がのぼり潮も何かを運んでくれる...アメリカらしい大平原を車で走っています。唯一持ち帰ったFedExの漂着荷物、心が生き延びるのを助けてくれた絵具?が象徴的に扱われます。アメリカらしい赤いピックアップトラックに乗ったアメリカらしい女性が大平原の中で道を教えてくれます...
20年以上前の話ですが、コンサル時代、Memphisにovernight mail の象徴FedExのExecutive Interviewに参加してからプロジェクトに入ることになっていたことを思い出しました。スケジュールが変わって直接White Planes入ったのですが、お蔭で?、未だにMemphisには行ったことがありません。そのころは時間といつも競争していました。今の私はモノを運ぶことにこだわり、overnight mailと対局にある1年単位のslow delivery serviceの活動を始めています。この映画に何か同じ時間を感じたのかもしれません。因みにこの映画は2000年作、あの時代で、なかなかです。唐突ですが...プラネットカナールPlanetCanal™ではこの大自然の大きな時の流れをプラネットタイムPlanetTime™と呼んでいます

2014年10月1日水曜日

認定NPO法人ぱれっと

左から 南山辰郎 事務局長、相馬宏昭 理事長、プラネトカナール山﨑優
うしろが、障がいのある人たちがお菓子をつくっているところ
一昨日、発起人のひとり山﨑優氏の紹介で認定NPO法人ぱれっと ホームページはこちら を訪問してきました。恵比寿駅から歩いて、細い道に入ったところに『おかし屋ぱれっと』がありました。

そこでは、知的に障がいがある人たちと共に、焼き菓子の製造販売を行なっています。少しでも多くの給料が多くもらえるようと皆売上アップを目指しています。企業への就労支援も行なっています。

他に温かみのある手工芸品を製作・販売している『工房ぱれっと、障がいや年齢、国籍にかかわらず、いろいろなプログラムを通じて新しい仲間と可能性を見つけられるようにと『たまり場ぱれっと』、知的障碍者を対象にしたグループホーム『えびす・ぱれっとホーム』、障がいのある人とない人が自立して共に暮らす家『ぱれっとの家 いこっと』、国境を越えて活動する『ぱれっとインターナショナル』があります。

お店のテーブルに座ると、障がいをもつ女性が礼儀正しく麦茶を出してくれました。理事長 相馬宏昭氏と事務局長 南山達郎氏と名刺交換すると、名刺には、『ぱれっととは、就労・暮らし・余暇などの生活場面において障がいのある人たちが直面する問題の解決を通じて、すべての人たちが当たり前に暮らせる社会の実現に寄与する特定非営利活動法人です。』と書いてあります。

2014年9月14日日曜日

slowを選ぶ 隙間スペース活用した鈍行

輸送や保管の使われていない隙間スペースを活用 して、少しずつ、急がずゆっくり 運びます。なんでも特急の時代に敢えて鈍行です。鈍行もたまにはいいものですよ。

局所的なスピードや効率より、無理せず持続することを大事にするデリバリーです。一時的なことにしないことが成功要因です。それにより、今まで運べなかったモノを少しずつ運べるようになります。プラネットのモノのバランスを取り戻すために。

昔のように小さな村で完結する生活もよいのかもしれません。エネルギーやCO2のためにも...でも全て自給自足は無理ですね。相互依存の世界ではモノの移動が必要なのです。
スロー配送サービスは一定期間内でより低価格、低炭素の輸送を目指す、補完的デリバリーです。

2014年6月9日月曜日

微妙なバランスの上の今一瞬

風が吹くと桶屋が儲かるという話がありますが、ヒマラヤをつくるくらいの地殻大変動と海と風が梅雨をつくり、海流が雪をつくり、雪解け水が落葉広葉樹森をつくって、チャレンジャーのSnow Monkeyを北限に導いたのです。桶屋のたとえはイマイチでしたが、長い年月をかけて壮大な積み重ねがあったお蔭で今があります。私たちの小ささを身に染みて感じ、本当のPlanetTimeを感じます。

名も知らぬ小魚が日本海を支え、日本列島は800気圧の世界で生きる魚が住む今尚未知の真っ暗な深海に囲まれ、4つのプレートが出会う微妙なバランスの上に私たちはいます。国境などないプラネットを流れる鉄と海の生態系、海と海流に囲まれた島国に住む日本人は、プラネットワイドの視点をもっと持てるはずです。

豊かさを支える絶妙なバランスはどこかひとつが狂えば全てを失ってしまいます。温暖化で100年後に温度が3℃上昇するとサンゴ礁も死に、オホーツクの海が凍らないと大陸からの鉄も運ばれてこなくなるそうです。いくつもの幸運な偶然が積み重なって今があることに感謝し、バランスを崩さないように努力していきたいものです。


番組は日本列島のことでしたが、もっと大きなプラネットを感じさせてくれました。太陽系3番目のプラネットは銀河系や宇宙全体からみると気が遠くなるほど小さい訳で、そう考えると気がおかしくなります。でも、ときどき、そんな時間や空間を、少なくともプラネットを感じるのはよいですね。慌ただしい毎日の中で、季節を感じ、今一瞬の価値を感じられたらいいですね。

2014年6月8日日曜日

奇跡の日本列島 アムール川の鉄分が…

アムール川はモンゴル・中国・ロシアの湿地を貫く大河ですが、大地からの大量の鉄をオホーツク海に流しているのだそうです。

鉄は海水に溶けにくく沈みやすいので、河口付近の海底に沈殿してしまいますが、水深400m付近を流れる冷たい水の流れが鉄を運ぶというのです。アムール川河口では、真水だけが凍って流氷になりますが、残った塩分の濃い水が、その冷たい水となり下に沈み、海底の鉄を流しながら海流に乗って南下します。そして、千島列島にぶつかり北上、たまたま島々の切れ目で海底が深く切れ込んだブッソル海峡を抜けて親潮と合流します。

普通海水には鉄は含まれていないそうですが、植物プランクトンが成長するのに欠かせない物質だというのが不思議です。こうして、アムール川から2000㎞、親潮と共に流れてくる鉄のお蔭で、日本の周りの海は鉄の濃度が赤道付近の100倍以上もある豊かな海になっているそうです。

春になると海に光が差し込み、水温が上がると植物プランクトンが鉄を吸収して爆発的に増殖します。その豊な海では、多くの生き物で沸き立ちます。体調8メートルの海の生態系の頂点に立つシャチも子連れで数百頭現れるようです。こういう偶然の積み重ねのお蔭で、海が豊かになったとは全く知りませんでした。

2014年6月7日土曜日

奇跡の日本列島 4つの海溝と謎の深海魚

日本の周りの海は、8割が1000mを超す深い海、深さ6000m超の海溝は、千島カムチャッカ海溝、日本海溝、伊豆・小笠原海溝、琉球海溝と4つもあります。


東京大海洋研究所提供
暗く光合成ができないから水深200m以上に植物プランクトンもいなくなります。しかし、マリンスノーという海面近くから落ちてくるプランクトンの死骸があり、それをエサとしている深海魚が沢山いるようです。

千葉県館山から南東に海の谷が広がっていますが、茨城県沖日本海溝の水深7703mで、世界で最も深い場所で生きる不思議な魚が見つかったそうです。30㎝ほどのシンカイクサウオという魚の仲間で、800気圧(小指に軽自動車を載せた重さ)なのに平気で泳いでいるらしいです。その説明はできないそうです。

身近にある海にも謎が満ち溢れている…というか、知らない世界がいっぱいなのに気づかされます。そして、その魚の一生を考えると不思議な気持ちになります。

2014年6月6日金曜日

奇跡の日本列島 謎の小魚と日本海

キュウリエソ NHKスペシャル日本列島 奇跡の大自然より
わずか一種類の謎の小魚が日本海を生んだ...というか、今も食物連鎖で生態系を支えているというから驚きです。その4㎝ほど幻の魚の名前はキュウリエソ。

2万年前氷河期で日本海が湖のようになったとき、水の流れがなくなり酸素が極端に減って魚は絶滅したそうです。氷河期が終わり海水面が元に戻ったとき、寒さに強いキュウリエソの独壇場となり急増したそうです。

日本海で推定2兆2千億匹が水深200m以上水温1℃の暗い海底に近いところに生息し、夜になるとプランクトンを食べに海面近くに移動するそうです。NHKスペシャルではじめて生きているところを撮影されたというくらいのよくわかっていない魚です。その小魚が浅い海のブリ、マアジ、ハタハタなど、海底のカニなどのエサになり日本海を支えているから不思議ですね。

そういう隠れた小さな存在が本当は世界を支えているのですね。

2014年6月5日木曜日

奇跡の日本列島 海流

日本の海の水温差は20℃あり、太平洋のハワイとアラスカの海の温度差にあたるそうですが、海流がその温度差をつくり、知床に流れ着く南限の流氷から北限のサンゴ礁まで、バラエティに富んだ海をつくっています。


暖かく透明で黒い海流 黒潮は、風と地球の自転により、太平洋の赤道付近を東から西に流れ、フィリピンの島々にぶつって北上しています。幅100㎞時速7㎞という世界一の海流は南の熱や魚を運んでいます。ヒマラヤと同様、島々の地形に恩返しはできないけれど、フィリピンに住む人々に何かできればと、ふと思います。

カムチャッカから南下する冷たい親潮は、リンや窒素など、植物プランクトンが成長するのに欠かせない栄養分が豊富で魚育てる母の潮とも呼ばれています。

銚子沖から北海道釧路沖にかけて、このふたうの海流が出会い大規模な“潮目”ができ、そこには1000頭を超えるカマイルカの大群やクロマグロなどの回遊魚も集まるそうです。エサは動物プランクトンが目当てに集まるイワシなどの小魚で、動物プランクトンは植物プランクトンを食べる…という連鎖です。三陸沖を豊かな漁場にしているそうです。

大量の植物プランクトンがつくる直径200㎞以上の渦が宇宙から見えるそうですが、暖かい水の塊が渦となり、海流から切り離されできるようです。黒潮の熱で、親潮の栄養分が海面に押し上げられ、生き物を引き寄せる渦だそうです。

『目に青葉 山ホトトギス 初鰹』、初夏に黒潮にのって北上する初カツオも。北の海で小魚をたくさん食べて、秋に北から南下する脂ののった戻りカツオも、おいしいですね。海流にのってくる四季を昔から楽しんでいる日本人は幸せです。

2014年6月4日水曜日

奇跡の日本列島 世界一の日本の海

奇跡のような偶然が世界一の日本の海をつくってきて、日本には地球上の海の全てが揃っているそうです。

世界に23万種の海の生き物がいるそうですが、その15%にあたる34,000種が日本の海にいます。毎年冬になると浅い暖かい小笠原諸島に回りには100頭を超えるザトウクジラが出産と子育てのために現れます。イルカやクジラが25種ほど現れるそうで、そこは海の哺乳類の宝庫でもあります。

知床には南限の流氷が流れ着きます。水温が夏でも18℃の寒流は、成長に必要な栄誉分が豊富で、たくさんの海藻の海は小さな生き物の隠れ家となっており、それを狙う大きな生き物も300種以上集まります。 そして、水深10,000mの深海があります。暖流のお蔭で北限のサンゴ礁もあります。

海に囲まれた日本は海洋資源も豊富で、海の上の見えない線の引き方で、昨今、いろいろありますね。Non-Political Organizationのプラネットカナールとしてはコメントは差し控えますが、もっとプラネットレベルの視点で解決の方向を見出すことはできないのでしょうか。


2014年6月3日火曜日

奇跡の日本列島 北限のSnow Monkey

雪解け水が育んだ落葉広葉樹の森がニホンザルを北限まで導いた』

西日本と海岸線に生息していたブナをはじめとする落葉広葉樹が、多様な地形と海のおかげで氷河期でも生き残り、北へ広がっていきました。

熱帯に住むサルが日本に渡り、氷河期でやはり絶滅寸前になったものの、彼らが好む落葉広葉樹が広がると、生き残ったニホンザルが、数千年かけて兵庫あたりから最北の下北半島にたどりつきSnow Monkey(英語名?)になったそうです。それはほんの6~7000年前のことらしく、年月が経っていないので(?)、東北のニホンザルのDNAは1種類だということです。

北限のSnow Monkey NHKスペシャル 日本列島 奇跡の大自然より
彼らは実にチャレンジャーだったのですね。豊かな木の実や皮を食料とできる幸せな季節はよいのですが、冬は大変厳しく、乏しい食料のなかで寒さに耐え体重も大分減るそうです。でも運よく温泉につかれるSnow Monkeyもいるようですね。

父母が小さい頃、私にスキーをさせてくれました。『冬の寒さに負けず、寒さに向かっていくように…』と誰かに話しているのを聞いたことがあります。残念ながら、その私は今、寒さに向かうどころか炬燵で丸くなりっぱなしです。。。Snow Monkeyはえらい!

2014年6月1日日曜日

奇跡の日本列島 対馬海流と雪と森

黒潮から分岐した対馬海流 NHKスペシャル 日本列島 奇跡の大自然から
氷河期の日本列島には雪が降らず、日本海は凍りついていてシベリアからの冷たい風が吹き荒れていたそうです。1万年ぐらい前、氷河期が終わる頃、急速な温暖化で氷河が溶け海面が上昇し、朝鮮半島と日本列島の間に海水が流れ込み湖状態だった海が本当の海になりました。

太平洋赤道付近からフィリピンの島々や大陸にぶつかり太平洋を北上している世界最大の海流 黒潮が、そのとき分岐して日本海に流れ込み対馬海流ができたそうです。これは海流の分岐だけでなく、日本列島の運命をも変えたのです。

日本海が暖かくなり大量の水蒸気が雲となり、北からの風に運ばれ、列島中央の隆起した山脈にあたります。そのときから昔地理でならった形ができたそうです。日本海側や山に雪を降らすようになり、世界一の豪雪地帯にまでになりました。

そして、雪がもたらす雪解け水が日本列島の落葉広葉樹の森を育んだのです。これは生態系や季節からみると、とても大きいことだそうです。

人間も、雪に苦労しながらも、長い時間かけて雪とうまく付き合ってきました。(都会に住む私などは、苦労は殆どしてませんが....) 雪というと、ひと時ほどではないかもしれませんが、雪のスポーツをイメージするひとも多いと思います。ひとそれぞれの雪の思い出もあるでしょう。自然を感じるひと、ロマンティックな何かを感じるひと、いろいろだと思います。

でも、次に雪が降ったときは、私は、この壮大な自然の奇跡を思い出すことでしょう。

2014年5月31日土曜日

奇跡の日本列島 ヒマラヤと日本の梅雨

5000キロ離れた“ヒマラヤ山脈”やチベット高原がなかったら今の日本の梅雨や森はないそうです。それどころか、ゴビ、タクラマカン、アラビア半島、サハラのような砂漠地帯とまではいかなくても、緯度20度~50度にある日本は大変乾燥していたらしいのです。


ヒマラヤができてからは、西からの“風”がヒマラヤを避けて南を周り、インド洋の水分を吸い太平洋の水分を吸い、日本に梅雨をはじめ様々な雨を降らすようになったというのです。その梅雨で日本列島の自然体系ができてきたそうです。

今の穏やかな日本の気候があるのも、はっきりした四季ができ、変化に富んだ自然が私たちと私たちの感性を育んでこれたのも、世界一のヒマラヤが出来たお蔭です。地球の偶然やヒマラヤに恩返しはできないけれど、いつかそこに住む人々に何かできれば...また、プラネットカナールにつなげて考えています☺

もう少しすると梅雨ですが、農家にとってだけでなく、私たちの住む日本列島の自然にとって必要不可欠な梅雨を、感謝しながら過ごしたいと思います。

2014年5月30日金曜日

NHKスペシャル『日本列島 奇跡の大自然』

NHKスペシャル『日本列島 奇跡の大自然』より
前回のブログで、“地球のゆったりした大気の流れや“四季のある日本にいる幸せに触れました。

それで、以前、NHKスペシャル日本列島 奇跡の大自然』で、数えきれない幸運な偶然が積み重なって、今の日本列島があると言っていたのを思い出しました。

生憎、録画したDVDは、プラネットカナールの理事になってもらおうとしている友人に貸したままになっているので、とりあえずNHKオンデマンドで見直そうと思います。ブログにまた、何回かに分けて、そのことを書きます。

ご一緒に、PlanetTimeというより、本当のプラネットの時間の流れを感じられれば幸いです。

2014年5月24日土曜日

5月の風

妻と娘を車で送る途中、東京女子大の門の前を通ると、奥の白い建物を覆うような緑が横に見え、窓からは5月らしい爽やかな風が入ってきました。実に気持ちいいなぁ...』とTwitterなしでツィートしてしまいました。この季節、新緑がそよぐ穏やかで心地よい風の中にいても、幸せな気持ちになります。地球のゆったりした大気の流れを感じます。

世界には厳しい気候が多いのに、四季のある日本にいる幸せも感じます。勿論、日本でも天候や自然が厳しい時もありますが...穏やかなときは、ここが天国ではないかと一瞬思うことすらあります...

2014年4月29日火曜日

『舟を編む』

妻がとてもよかったと言っていた『舟を編む』を昨日BS放送で観ました。実に後味のよい映画でした。大海原を渡る舟を創り上げていくように、辞書編集という気の遠くなるような地道な仕事をコツコツ進めている人たちの話です。辞書というメディアが揺らいでいるときに、言葉に真剣に向かい合い、取り組んでいる人たちの話です。私は言葉が苦手ですが、何か言葉の世界に引きずり込まれてしまいました。

不思議な時の流れを感じる映画でもあります。没頭している人の時空があり、そこに自然に入ってくる人がいます。でも周りの時間は確実に過ぎていて、命も越えていきます。(プラネットカナール™のslowとかぶるものがあるかと思ったのですが、ちょっと別のようです。)

勿論、ビジネスから求められる時間軸もあり、成果も求められます。私が長い間、慣れ親しんできた軸です。

ただ、それも最後の追い込みでは、アルバイトの人たちと会社の幹部も加わり、ひとつになっています。差し入れのシーンを見て、何か昔のプロジェクト・シーンを思い出しました。それは私にとってのプロジェクトX、いつか、それについても書きたいと思います。

2014年3月27日木曜日

“システム活用”と“物流”のシンプル・バックアップ

一度使うと便利で、無くてはならなくなってしまうのが、ITやネット・クラウドですね。現代では皆が依存症のようになっています。

昔のシステムは原始的で、チップというよりコンピュータのハードウェアがむき出しに近い状態でした。現在のシステムやネットはちょっと次元は違います。製品サービスのプロバイダーがいろいろ工夫して使い勝手をよくしてきました。しかし、まだまだですね。標準化も遅れています。

便利な道具と溢れる情報は、膨大な組み合わせの選択肢を提供していますが、それだけにうまくいっているときはよいのですが、今回の私のように一旦トラブルにはまるとアリ地獄です。問題判別の組み合わせは半端ではありませんでした。シンプルにするというのは言うは易し…ですが本当に必須です。

左の写真を“システムやネット”のモデルに例えるとチップがシステムやネットそのもの、その上の石が人間とのインターフェイス、ここがもっと使い勝手のよい石になることが必要です。真ん中の石は、システムや仕組を支える層で、ユーザーにはブラックボックス、一番下が社会インフラ的あるいは物理的な層に例えられます。

昔の中央集中しすぎたシステムは磁気嵐や戦争・テロのリスクを考えると分散化が不可欠で、結果的にインターネットの世界が開けました。磁気嵐が本当に起こったとき、現在のクラウドがどこまで救ってくれるかわかりませんが、強くて物理的に分散したシステムやネットの基盤、一番下の石になってほしいものです。

それと同じで、個人でできることは限界がありますが、一番下の石でいうと、分散するクラウドを活用したり、パソコンは2台で相互バックアップする体制にしたり、物理的な保管もちゃんと考えるなど自助努力が必要だと思います。原始的、かつ、全体はシンプルでなければなりません。プラネットカナールのことも視野にいれ、システムをシンプルにしようと思い、その過程で起こったのが今回のトラブルだったのですが...

一方、同じこの石を“モノを運び届ける”モデルとみると、上の方は宅配業者などが工夫して、分かりやすいサービスを提供してくれています。宅配も便利なシステムで一旦使うと容易で早く、無しではいられなくなっていますね。

一番下の石をモノを物理的に運ぶ手段と考えると、プラネットレベルでは、やはり、災害対応や、より複雑なシステムに依存しすぎない原始的な運送や配送も必要だと思います。便利への依存度を下げるため、スローな輸送や配達も必要だと思っています。そういう補完的でバックアップとなるような仕組をつくっておくことが必要ではないでしょうか。

こんな理屈っぽいことを考えながら、気を紛らわせていたこの1か月でした。

    2013年9月25日水曜日

    運びたいモノ

    はじめはお客さまの中に入ってモノ運びのご支援をさせていただくので、運びたいもの以外はNGなどとは申しません。また、基本はプラネットカナールPlanetCanal™がお役にたてると判断させていただいたことは、何でもお手伝いいたします。

    ただ、運びたいと思っているモノは、急がないスローな運搬で大丈夫なモノで、例えば次のようなモノです。

    緊急でない支援物資: 生命に関わる緊急支援に続く、持続的支援のための急がない物資 (ただし、紛争等の危険がない地域向けのモノ)

    こどもの教育を支援するモノ; 学校の用品・学用品・文具・教材・絵本等


    ・障害者を支援するモノ: 中古の車椅子・杖・介護用品 他


    ・“生活に必要な”モノ: 受ける側で不足しているモノやあったら便利で うれしいモノ、かつ、送る側の家庭や企業・団体で 余っているモノ・使えるが処分されようとしている”もったいない”モノ (ただし、新品でないモノは清潔できれいなモノ・機能して役立つモノ)


    (湧出入通関等で別扱いになると思いますが)

    ・価格が安い製品や商品で通常輸送が難しいモノ、フェアトレード商品、リユース・ビジネス商品

    現地で販売可能なモノ(新品・中古): 将来検討する、自立のための現地ビジネスや現地プラネットカナールPlanetCanal™の非営利ビジネスのための商品

    等々

    2013年9月22日日曜日

    運べないモノ

    "slow"が故に運べないモノがあります。slowでなくてもダメなものもあります。運べないモノは

    ・緊急支援物資
    ・高いレベルの管理を要するモノ
     例えば、医薬品・医療品、腐るモノ、生鮮食料品、冷凍食品、
     高価なモノ 他
    ・運んではいけないモノ
     例えば、麻薬、毒、危険物、違法なモノ、放射性物質、武器 他
    ・物理的に運べないモノ
     例えば、重量・サイズが大きすぎるモノ

    個別に、具体的、に必要な管理レベルを確認しお引き受けできるか判断させていただきます。

    2013年8月10日土曜日

    堰き止められているモノ

    あるモノはこちらで余っているが別のところでは足りない、別のモノはあちらでは余るほどあるが、こちらでは足りない…と、モノによって、時によって、場所によって、モノの余り方が変化するのは、ごく普通のことですね。

    ただ、多くのモノは余っているところから不足しているところには流れていきません。堰き止められていて、そこから溢れたものは無駄になっているのが現状です。運ぶことが大変だったり、費用がかかりすぎたりすることが大きな理由だと思います。

    それでも、心ある人びとは余っているものを必要としている人びとのところへ運び届ける活動をされています。そういうビジネスをしている会社もあります。

    プラネットカナールPlanetCanal™は、以前にも述べたように、そのモノの高低差を時差に変えて、時間がかかるけれど、少しずつ運んでいくことをお手伝い・お引き受けしていきたいと思っています。

    2013年7月30日火曜日

    "high to low" モノの偏りや格差をモノの時間差に

    プラネットカナールは、水のように high to low”で、モノが溢れているところから、流れを堰き止めずに、より役に立つところに届けるモノの通り道です。

    少しずつ、極端な高低差を小さくして、モノの偏りや格差をモノの時間差(タイムラグ)にする"slow"な運河です。


    限られた資源の無駄を少しでも減らし、少しでもプラネットのバランスをよくできないかと思っています。