5000キロ離れた“ヒマラヤ山脈”やチベット高原がなかったら今の日本の梅雨や森はないそうです。それどころか、ゴビ、タクラマカン、アラビア半島、サハラのような砂漠地帯とまではいかなくても、緯度20度~50度にある日本は大変乾燥していたらしいのです。
ヒマラヤができてからは、西からの“風”がヒマラヤを避けて南を周り、インド洋の水分を吸い太平洋の水分を吸い、日本に梅雨をはじめ様々な雨を降らすようになったというのです。その梅雨で日本列島の自然体系ができてきたそうです。
今の穏やかな日本の気候があるのも、はっきりした四季ができ、変化に富んだ自然が私たちと私たちの感性を育んでこれたのも、世界一のヒマラヤが出来たお蔭です。地球の偶然やヒマラヤに恩返しはできないけれど、いつかそこに住む人々に何かできれば...また、プラネットカナールにつなげて考えています☺
もう少しすると梅雨ですが、農家にとってだけでなく、私たちの住む日本列島の自然にとって必要不可欠な梅雨を、感謝しながら過ごしたいと思います。