2013年10月31日木曜日

モノとサービスの品質


管理が大変なモノは扱いませんが、信頼していただくデリバリーサービスにはモノの品質管理や輸送中の紛失・品質劣化、配送期限オーバーなどのリスク管理必須条件です。

検品でしっかり対象外のモノ、品質が悪いモノを除外し、品質の高い仕分梱包作業をを行ない、一時的保管でも品質管理が必要です。

輸送中のモノも極端な温度や湿度の状況が続いたりすると品質は劣化するでしょうし、不衛生だと、害虫・ばい菌・ウィルスなども発生するかもしれません。紛失も十分あり得ることです。

"slow"が特色なので一定期間の遅さは許容されるでしょうが、限度を超えた遅れはNGですね。一般的許容範囲はこれから決めたいと思いますが、合意された配送期限を守ることはサービスの品質であり管理が必要です。"slow"なデリバリーサービスだからこそ、配送が限度を超えて遅れたりするリスク を、モノの品質とは分けてリスク管理の対象としてもよいかもしれません。宅急便のような短期間の管理ではなく、もっと長期の気の長い管理ですが。

問題は、どう要を押さえてシンプルに管理するかです。

犯罪に利用されたり、巻き込まれるリスク


盗難、横流し、海賊などの被害にあったり、麻薬などの密輸に利用されたり、賄賂を要求されたり、危険はいろいろあります。

高価なモノは扱わない方針ですが、お客さまやパートナーの方々と相談しながら、リスクに対して要を押さえメリハリの効いた対応を決めます。モノが不足している地域でのリスク管理にフォーカスしていきます。(最後は信頼できるひとがいるかだと思いますが。)

保険についての考え方は今後の課題です。起こる確率(犯罪だけでなく事故災害も・・・)と起こった場合の損害、費用対効果を個別に判断しますが、扱うモノも高価なモノではないので、可能な限りかけない方向でいきたいというのが本音です。

賄賂などについてもノウハウのある方々のお知恵を借りたいと思っています。

犯罪に利用されるリスクは、モノが不足している地域からの復路で一般にリスクが高くなるのではないでしょうか。アパレル輸入のコンテナに密入国者が入っていたという実例もあるそうですが、隠れ易い麻薬密輸などを防ぐ要の管理が何かが問題です。復路での輸送の空き隙間スペースを活用する段階で検討します。

2013年10月29日火曜日

人の安全が最優先



配送に関わる人たちが危険にさらされるリスクは最優先で管理していきます。

戦争や紛争地域、テロ多発地域での活動は大変なリスクが伴い、危険に巻き込まれないようにするには高度で様々なリスク管理が必要になります。ニーズに対応したいのは山々ですが プラネットカナールPlanetCanal™ としては 身の丈に合った普通の鈍行配送サービスを持続的に提供していくことを目標にします。

お客さまとパートナーの皆さまに、マネージできないリスクテークはしないことをご理解いただいたうえで、ご相談しながら、無理せず"slow"なデリバリーを続けていきます。

また、普通の活動や作業に関しても会員の人たちの安全や体調に留意していきます。

2013年10月28日月曜日

モノを配送するリスク

モノを運び届けるリスクはいろいろあります。例えば、

・人の安全(最優先): 配送に関わる人たちが危険にさらされるリスク
・モノ: モノの品質管理や輸送中の紛失・品質劣化のリスク
・犯罪: 犯罪に利用されたり、巻き込まれるリスク
・配送期限: 配送が限度を超えて遅れたりするリスク  など

お客さまパートナーの皆さまと
要を押さえシンプルにマネージしていきます。

2013年10月27日日曜日

低価格のヒミツは…

一般企業と競争するつもりはありませんが、スケールメリットを活かしてもウマミがないデリバリーサービス価格になると思います。低価格のヒミツは、"会員の皆さま" で、秘密でも何でもありません。

一つの荷物を運ぶのに必要な費用(変動費)を低く抑えられます。それは、

ボランティアの人たちの力と思いのリレー(Value Chain)に支えられ、輸送・保管の空隙間スペースを提供いただくなど支援していただく企業・団体等のパートナーに支えられているからです。将来は賃金が低いところの起業と自立を支援し、一緒にデリバリーサービスを提供していきます。

そして、勿論、Non Profitなので、利益が目的ではなくリターンやシェア・スケールも追わず、運営には会員の人たちによるノウハウ提供や寄付などの支援があるからです。

更に企業以上に余計なお金を使わないようにシンプルに運営し、いろいろな工夫を重ねていきます。運営に当たる人やオフィスなどの固定費、什器設備などの資産も最小限に抑え、デリバリーサービスの対価はできる限り多く配送のために使っていきます。(運営スタッフは、はじめ、ボランティアやアルバイトにお願いせざる得ませんが、運営スタッフは基本的に正規職員として処遇し、変な節約はしません。早く1人でも正規職員を雇えればよいですね…)

2013年10月26日土曜日

中立で無色のNon Political Organization

プラネットカナールPlanetCanal™は、政治・宗教・民族・人種などを超えた 中立で、無色の "Non Political Organization" です。

どのような お客さまの仕事でも バイアスはかけません。

 組織として仕事を頼みやすいNPOです。

2013年10月25日金曜日

プラネットカナールPlanetCanal™が目指しているデリバリーサービス


・大変なデリバリー作業 支援・請負 サービス:
NPO/NGO、企業、団体(各種法人)、地域コミュニティなどが、社会貢献プロジェクトなどでモノを運ぶ際に、人手不足だったり、手間暇がかかり苦労されているところを、部分的にプロジェクトメンバーと一体になってご支援したり、一部請け負ったりするデリバリーサービス

・低酸素・低価格が売りのデリバリーサービス:
運送や保管の空き隙間スペースを活かし、ボランティアの人たちの思いと力で、低炭素・低価格を実現しているデリバリーサービス

・3rd Party Logistics デリバリーサービス:
運び届けるだけでなく、お客さまのニーズに合わせて、収集・検品・仕分・国内集約・最適海陸輸送まで、いろいろなレベルでお引き受けし。現地で仕分けやリメーク、現地運搬配送までも支援できるデリバリーサービス

・横断的にも共通部分を共有できる定常的なインフラ・デリバリーサービス:
目的が違うものを同じ目的地に向けてマッチングし混載も選択肢として提案できるデリバリーサービス。まとめ処理による最適化を図る。

・モノ以上の何か(見えないsomething else)も届けるデリバリーサービス:
モノ以上の何かも届け、受け取った人たちの笑顔の写真も届けるデリバリーサービス。必要があれば現地の教育やモノづくり、販売、現地のデリバリーサービスも応援する。

"slow"なデリバリーサービス:
配送期間が一定でなく長いので、緊急のモノや管理レベルが高いモノは運べない・運ばないデリバリーサービス

2013年10月24日木曜日

サービス提供を通じ プラネットカナールPlanetCanal™が目指すプラネットは

モノや自然環境 が全体としてバランスし人々が 笑顔に溢れ 自立しているプラネット

人々がお互いのつながりを感じられる
    元気と笑顔に溢れるプラネット
・ プラネット自然環境のために
    急がないことも選べるプラネット
・ ー誰でも自分流で 必要な”モノ運搬”に貢献でき
    自立を支援し合えるプラネット
・ もったいない”の精神が尊重される 
    モノの偏りが少ないプラネット
お互いに補い合いながら、人々が協力して行動し
    バランスがとられているプラネット

瑠璃色の地球


















『瑠璃色の地球』の歌詞はなかなかいいですね。プラネットカナールPlanetCanal™ のテーマソングにしたいくらいです。

♪♪  夜明けのこない夜はないさ とあなたがポツリいう 灯台のたつ岬で暗い海をみてい  ♪♪ ~

~ ♪♪  悩んだ日もある 悲しみにくじけそうなときも あなたがそこにいたから生きてこれた  ♪♪ ~

~ ♪♪  泣きが顔が微笑みに変わる瞬間の涙を世界中の人たちにそっと分けてあげたい   ♪♪  ~ ♪♪  争ってきづつけあったり 人は弱いモノね だけど愛する力もきっとあるはず   ♪♪  ~

~ ♪♪  硝子の運の向うには広がる銀河 地球という名の船の誰もが旅人   ♪♪ ~ ♪♪  ひとつしかないわしたちの星を守りたい   ♪♪  ~ ♪♪  朝日が水平線から光の矢を放ち 二人を包んでいくの 瑠璃色の地球   ♪♪

2013年10月22日火曜日

保税倉庫の費用


海外の場合、仕向国にもよるのでしょうが、保税倉庫の費用をどう見積もり、変動要素をどう管理するか、経験やノウハウをお持ちの方のお話をうかがっていきたいと思っています。宜しくお願いします。

2013年10月21日月曜日

ひと箱ずつとかの分散保管管理

また、ボランティアの皆さまやコミュニティの皆さまのご協力を得て、ひと箱ずつとか、分散保管管理を考えていこうと思います。手間暇はかかり少し管理は多少大変になるかもしれませんし、保管は作業場所近隣に限定されますが、作業途中のモノの例外的保管などには有効です。ルールが決まり分散型保管が定着すると、いろいろな場合に対処する力が強くなると思っています。ひとを信頼し、要を押さえた管理で運用していきたいと考えています。

2013年10月20日日曜日

箱を置くスペース・コンテナを野外に置くスペース

プラネットカナールPlanetCanal™の配送では、パートナー様のご協力を得ながら輸送の空き隙間スペースを活用し、ボランティアの皆さまのお力を借りて配送作業を行ないますので、費用を最小限にできます。“slow”故に実現できることですが、そのためには待つことが必要で、保管スペースが鍵になります。勿論、長期間、低い管理レベルで保管しても大丈夫なモノに限定することが前提です。
 
ですから、パートナー企業・法人・団体に提供いただく保管用の空き隙間スペース(必ずしも倉庫であることが必要はない)がないと、制約が大きくなります。箱を置くスペース、コンテナを野外に置くスペースなどを提供いただけるパートナーの皆さまからのご連絡をお待ちしています。(ウェブサイト開設後お問い合わせください。最初はお客さまのもとでの配送作業支援なので、間に合います。) 1プロジェクトで長くて半年ぐらいと思っていますが、継続的に使わせていただけるとコスト低減だけでなく持続可能になり大変助かります。尚、作業スペースとの兼ね合いの具体化はこれからです…が、いろいろ考えると最初はコンテナとコンテナを置いておく野外の空きスペースかもしれません。野外での作業がになりそうですが…

2013年10月19日土曜日

”待つため”の、予想外の遅れに対応するための保管スペース

“slow”での配送を本格的にお引き受けするには、輸送の空き隙間スペースを待つための、あるいは予想外の遅れに対応するための保管スペースが重要になります。

オーバーナイト宅急便

可能な限り特急で運び届ける宅急便は、高い輸送料金や配達する人の賃金を払っても、集配ハブのインフラがあれば、そして、保管管理する費用は最小限にでき、適正な価格で十分採算が合うのではないかと思います。ビジネスの輸送でも、供給側の都合で、まとめて送る場合は、それなりの倉庫が必要になり、その費用がかかりますね。遅延する要素があれば、更に費用がかかります。

2013年10月17日木曜日

砂時計の砂の色が、プラネットの瑠璃色から微笑みの黄色に変わる瞬間


"moment of smile (MOS)"は送る側の人びとのほうにもあるのではないでしょうか。

仲間と一緒に、運び届ける作業や支援をしているとき、届けられた人たちの"moment of amile (MOS)"を受け取ったとき、元気をシェアし合えたとき、などに、ふとsmileなんていうのもいいですね。

それまでのPlanetHours™プラネットアワーズが砂時計の砂だとすると、その色がプラネットの瑠璃色から笑顔の黄色に変わる瞬間です。(ちょっと分かりにくいですかね…)

2013年10月16日水曜日

"moment of smile"笑顔の瞬間(写真)といっても

"moment of smile"笑顔の瞬間(写真)がすべてを語り、シンプルにその一点に集中していく~と言ってきましたが、その写真を撮って返すのは決して簡単なことではありません。撮れれば、あとはFacebookでうまく共有するだけですが。検討すべきことは、

・肖像権に関する確認が必要なら、どう確認するか
・最終受取人まで届けないときは、誰にどう写真撮影を依頼するか
・ある程度撮影方法を選べるとき、どういう単位で撮るか(全体集合写真、送ったモノに対応するグループごと、ひとりずつ。当面集合写真になると思いますが、…)
・どういう笑顔の瞬間を撮るように心掛けるか (受け取る瞬間の表情、大きな笑顔、少し笑顔になる瞬間等)
・写真と送ったモノとの紐つけはどうするか 等々

少しずつ学習しながら、フェイズに合わせて、最低限のシンプルな仕組やガイドラインをつくって徹底していこうと思います。自然に任せてもよいのですが、"お金以外の何か"の中核なので。

2013年10月15日火曜日

ヒッチハイクの配送業

プラネットカナールPlametCanal™ “slow”“売り“だから、運営スタイルはノンビリ? いや、“焦らず急いで、できる範囲”のほうが適切な表現だと思います。

また、一般のビジネスは自力+契約による協力関係でビジネスを遂行していきますが、プラネットカナールPlanetCanal™は人びとの思いや善意の支援に頼り、パートナーのお力を借りながら他力で運営していきます。

ヒッチハイクの配送業みたいなものです。

このスタイルは代表 鈴木邦明のこれまでのスタイルとは真逆です。実はこれだけでチャレンジです。でも、所詮自力だけでは何もできないのは実感してきました。積極的に…というより、自然体で他力本願を心がけます。


2013年10月14日月曜日

一口や価格の設定方針?


一口の会費は、費用を考えて…ということではなく、できるだけ多くの人に参加してもらうために最低限の設定にしてあります。最低限の会員管理ができるというレベルです。運営はやれる範囲で進めていき、皆さまのご支援に頼っていきます。
 
ボランティアの作業支援の諸費用は個別にご相談させていただきます。、まだ、先のことなので決めていないですが、配送全体をお引き受けする場合の1箱のデリバリー価格は、現在NPO1箱分運ぶために設定している金額と同じぐらいに設定します。NPO/NGOの皆さまが下請けに使いやすいように配慮させていただきます。少しずつ下げられれば下げていくというだけの方針でスタートです。下げる時は費用を積み上げて計算しますが、最初は世の中一般の価格で、その範囲で収まるように工夫をしていきます。

2013年10月13日日曜日

お金以外の何かのために


NPO運営は気楽? NPO故の難しさもあります。


一般のビジネスではリターンが、まず、お金であることが多いですから(勿論それだけではないですが)、ある意味で単純明快かもしれません。

 NPOでは、リターンは単純でなく、“満足“的なことばかりです。 人によってその内容や基準が異なることもあります。プラネットカナールPlanetCanal™のように、ボランティアの皆さんの自分流を重視するとシンプルな運営が難しくなるかもしれませんが、それでもシンプルな運営を貫くのが私たちのチャレンジです。

プラネットカナールPlanetCanal™は皆さんの自分流を管理するつもりはありません。それは皆さんひとりひとりの問題です。緩い受け皿というか皆さんの舞台を用意していくのが仕事だと思っています。満足度は大切ですからシンプルに確認しながら進めます。

インセンティブもお金ではなく、お金以外の何かです。かえってマネジメントは難しいかもしれないとドラッガーも言っています。
 
でも take it easy学びながらいきます。

2013年10月12日土曜日

少しでも多くのボランティアの方々がいれば


NPOは一般のビジネスのように限られた社員や経営資源で生産性をあげてアウトプットを最大化する必要はありません。社員や経営資源に対するアウトプットの率ではなく、つまり、分母分子ではなく、アウトプットの絶対量ですから、ボランティアなどの関与する人びとが少しでも増えていくことが重要なのです。ひとりひとりの関与や生産性を最大にする必要はなく、参加される方々が自分流に参加し貢献して、NPO全体として、今より少しでも多く、何らかの貢献ができればよいのです。ですから、地味でも、良い活動をされているNPOがたくさんありますね。

2013年10月11日金曜日

一歩でも前に進めば

『ビジネスをしていても利益が出てないと、何もしないのと同じになってしまいますね…』などと言うことが時々ありました。

でもNPOはできることをできるところまでやれれば、一歩でも前に進められれば、何もしないよりよいという性質の組織ですね。

赤字にせずサステイナブルにするのが大変そうですが。(私がNPOを語るのは、まだ、少し早いですが)

2013年10月10日木曜日

ソーシャルビジネス vs. NPO


普通のビジネスも多かれ少なかれ社会のなかでの役割があり、ある意味ソーシャルビジネスだと思いますが、いわゆるソーシャルビジネスもビジネスですから、NPOと違い、利益も、株主へ利益還元も考えなくてはなりません。ターゲットの市場の顧客層が払える価格設定からはじまり、新しい市場から薄利多売で適正な利益を出します。費用を抑えることは重要で、ニーズに合せて機能を限定し、コストを下げるためのいろいろな工夫をします。競争もあり、株主への利益配分もありますが、ボランティアという発想は基本的にはありません。
因みにプラネットカナールPlanetCanal™は、人びとの善意や思いを推進力にし、ボランティアの人びとの力を大事にして、お客さまに選んでもらうようにしていくので、ソーシャルビジネスではなくNPOにしました。negative profitにならないようにしなくてはなりませんが、non-profitですから、利益を出す必要も分配する必要もありません。

2013年10月9日水曜日

ある起業家のビジョン

私は起業を支援している組織で、起業家に“ビジネス”面のメンタリングをしています。本日もある会社の社長とのミーティングがあり、今までのビジネス経験をもとに、偉そうに(?) ビジネス面の助言をしてきました。ビジネスにうるさい人間としてやっているのですが、プラネットカナールPlanetCanal™での私の実体は、結構行きあたりバッタリなところがあります。起業家に言っていることとかけ離れていることをいろいろしています。。。。

その会社の社長がビジョンとして、地域のローカルなボトムアップ(草の根的)なシステムが、アフリカとか地球のいろいろなところで生れて、それが自然につながっていくようなかたちを目指しているとおっしゃっていました。プラネットカナールPlanetCanal™の目指しているかたちに似ている…と思いながら聞いていました。そうなると、その最先端の技術ベンチャーのビジネスがソーシャルビジネスのようになりますね。企業は社会のニーズでビジネスをやっているわけで、程度の差こそあれソーシャルビジネス的な側面を持っていますね。

2013年10月8日火曜日

法人・任意団体に広義に所属する方々

企業・団体・任意団体に広義に所属する方々は誰でも参加可能とします。

取締役、役員、理事、正社員、契約社員、派遣社員、パートタイマー、営業職員、職員、ボランティアスタッフ、会員、プロジェクト参加者、寄付者、会メンバー、代表者、等々、どなたでも。どういう方々を参加可能にするか、その範囲は企業・団体・コミュニティの皆さまに判断をお任せします。そして、入会後、具体的には関係する対象の方々には企業・団体・コミュニティのID/パスワード(定期的に更新)をお知らせいただきます。

2013年10月5日土曜日

入会について

プラネットカナールPlanetCanal™に何らかの形で関わっていただくには入会が必要です。大変恐縮ですが、ボランティア活動などに参加いただくにも、いろいろな協力や支援をしていただくにも、運搬・配送を依頼いただくにも、寄付していただくにも、まずは入会していただくことになります。

入会には入会金1口と年会費1口が少なくとも必要です。入会金・年会費・寄付金の1口は同じ金額で、口数はそれぞれ個別に決められます。上限はありません。いつでも入会可能ですが、いつ入会いただいても年会費は月割等にせず、一律1年分になります。

2口目以降と寄付金は任意ですが、創設にあたり少しでもご協力いただけると大変助かります。ただ、特定非営利活動法人に認定されるまで、寄付控除はうけられません。焦らず急いで取得できるよう頑張りますので、何卒ご理解の程お願いいたします。

入会金は入退会処理・会員管理とその他運営費に、年会費(今年支払分)は主に翌年分(1月~12月)の運営費に使わせていただきます。

企業・団体・コミュニティの場合は、年会費はCSR等レポート(共通項目)のためにも使います。レポートに関する個別のご要望には柔軟に対応させていただきますが、別途費用をお見積りの上ご相談させていただきます。

次回は現在想定している入会金・年会費・寄付金一口についてお話します。

2013年10月4日金曜日

何らかのかたちで参加される皆さまと一緒に

モノを運ぶ作業の一部をお客さまの中でボランティア会員の方々とお手伝いするところから始めます。ですから、一度試しに手伝ってもらおうか…というNPO・NGOその他の団体やCSR活動をしている企業、コミュニティなの皆さまはウェブサイトを公開し次第、お問合せください。また、支部長は現在引き続き募集中ですので、planetcanal.contact@gmail.com までお問合せください。ボランティア会員として参加される方は、ウェブサイトで入会手続きを進めていただくことになります。入会や会費等については次回の投稿からお話していきます。

small slow startしながら、配送を依頼されるお客さまたちと、どうお手伝いできるかを一緒に検討させていただきます。フェイズによって出来ることは違うと思いますが、ニーズがあればそれに合せて力を集めていき、ご提案して共同プロジェクトをスタートできればと思っています。


また、協賛していただくパートナーの皆さまとも協力いただく内容や形を検討させていただきます。物流関連の相談をさせていただくパートナーの方々はすぐにでも大歓迎です。そして中古のコンテナ、コンテナを置く場所、国内のトラックや鉄道の空きスペース提供などをお願いできるパートナーの方々と優先的に検討を進めさせていただきます。当面、作業や保管の場所はお客さま提供で考えられれば助かります。その次にコンテナ船の空きスペースを提供いただくパートナーの方々と隙間スペースの活用について共同検討をさせていただければと思います。現地の体制はお客さまかパートナーの皆さまに依存させていただく前提です。



プラネットカナールPlanetCanal™に何らかの形で参加される方は全員入会していただくことになります。会員へのお返しは、笑顔の瞬間 Moment Of Smile™、企業・団体・コミュニティ個別報告と全体報告、自分・自組織の貢献を表すプラネットアワーズPlanetHoursl™などです。また、広報活動にも協力させていただきます。一緒に働くこと自体が楽しくなるのが理想ですね。副次的リターンは人と人のつながりかもしれません。

2013年10月3日木曜日

運営・管理の視点・指標(KPI)




個別プロジェクトのデリバリー管理・報告やプロジェクト全体の管理・報告の視点、組織を運営するための視点、お客さまや協力いただいている企業・団体・コミュニティにご報告する視点、皆、可能な限りシンプルに共通して一貫した視点・指標(KPI)でみていきます。





現時点で以下のような視点・指標(KPI)を想定しています。

【slow】
・SLOWなモノの配達: 箱数と運んだ直線距離
・活用した輸送と保管の隙間スペース : 輸送(箱数)と保管(箱数)
・一般的な 輸送との比較: 削減できたCO2とコスト
【share】

・お客さま満足度: デリバリー(価格・低炭素・期間内配達)/個別ニーズへの対応/チームワーク
・会員の貢献: 会員数とプラネットアワーズPlanetHours™
・会員コミュニティ: facebook参加会員数
【smile】
・笑顔Moment Of Smileの配達: 届け共有したMOS数(人数)
・子供最優先 笑顔Moment Of Smileの配達 : 子供のMOS数(割合)
・メッセージの配達(将来): 届けたメッセージ数
【simple】

・デリバリーの品質と期間の管理: 期待を下回ったプロジェクトの割合と原因
・リスク管理: ひとの安全 / 個人情報
・お金の管理: 透明な会計/直接間接費用比率/デリバリー予算超過(待ちコスト他)/
【sustain】
・プロジェクト実績: プロジェクト数 (国/地域別、計画中/進行中/完了)
・自立の応援(将来): 現地ビジネス創業数と雇用増



お金の使い道: 配送のための直接費を最大に、間接費は最小に

配送のためにいただく実費はあくまでも実費をいただくようにします。ただし、通関に手間取って倉庫費用が余計にかかるとか、待つための想定以上に費用がかかるとかの余裕は考えなくてはなりません。入会金は入会処理に必要な費用、会費は基本的に会員管理に必要な実費を中心に考えます。寄付は組織運営のために使いますが、オフィス等の間接費用は、無料のネット上のサービスを活用したりして最低限にマネージしていき、配送に直接関係するところに出来るだけ使います。

2013年10月2日水曜日

広い意味でのオープンな組織

NPOが一般の企業と大きく違うのは、言うまでもなく、利益と利益率を最大にする必要がなく、利益を株主に還元する必要もないことですね。上場企業は、限られた経営資源で最大のアウトプットを出すこと、競争に勝つこと、成長し続けることを求められます。経営資源のひとつである社員の固定費を調整するリストラが行われることもあります。

NPOは、限られた数の社員が常に最大の力を出す必要はありません。参加する人びとの数は多い程良く、自分が希望する出せる力を出せばよいのです。企業は社内と社外の壁がしっかりしているのですが、NPOは組織内と組織外の壁は通り抜けが容易で、人びとが参加しやすいオープンな組織だといえます。人が多ければ多い程絶対的アウトプットが増えるからです。リストラなどなく、利益率もありません。世の中の課題が多すぎるため、競争する必要もありません。

プラネットカナールPlanetCanal™は、できるだけ多くのひとに会員になっていただき、自分流に参加していただけるようにしていきます。出来る限り、情報をオープンにしていきます。競争する必要もないので、ノウハウも経営もオープンにして多くの人びとと共有しながら、お知恵を借りて少しずつ良くしていきます。 ただ、安全確保や犯罪防止のために、セキュリティ情報はオープンにはしません。必要以上の個人情報を保持せず、”slow””simple”を大事にして個人情報のオンライン保持は最小限にしていきます。

2013年10月1日火曜日

標準やノウハウはオープンに~皆さまと一緒にシンプルで良いものに…

実は、プロセス標準等蓄積していくノウハウや技術は当初公開しないつもりでした。それは”slow”な配送のサービス品質を維持している信頼できるプラネットカナールPlanetCanal™になろうという目標があったからです。お墨付きが与えられる(上から目線☺)団体とのみ、プラネットカナールPlanetCanal™という名前のもと、ノウハウを共有して大きな拡大組織にしていけたらと思っていました。ただ、プラネット全体の”slow”なデリバリーを1組織で管理していこうなどというのは到底無理で、分散的に自発的な組織が同じ方向に向かって、同じ標準を使って協力していくほうが良い…というか、それしかないと思うようになりました。

プロセス標準等ノウハウや技術は、基本的にオープンにして、皆さまのお知恵を拝借しながら、良くしていきたいと思います。ITの世界のオープンソースみたいなイメージが理想です。このモデルの成功要因である、可能な限りシンプルなものにするということが前提です。誰でもマネできるものにすることは大切です。”slow”なデリバリーが広まり、ハブが複数出来ると、お互いに助け合えるますし。ただし、セキュリティ・犯罪防止のための要を押さえた対策については公開しません。シンプルなものですが、公開しては意味ないものですね。限定的に共有していきます。勿論、支部組織との関係は強く、緊密に連携しプラネットカナールPlanetCanal™の仲間として一緒に信頼できるサービスにしていきます。