2015年6月16日火曜日

トムハンクス CAST AWAYとプラネットタイムPlanetTime™

昨日、娘がDVDを借りてきたので、やることが山ほどあるのに、ついつい見てしまったのがCAST AWAY。シンプルな映画でTom Hanksのファンでないと退屈してしまうかもしれません。

時間との競争という意味で象徴的なFedExで世界中を飛び回るChuck。tick-tockという時間を見失うことは罪だとまで言っていました。年末、急な仕事が入り、大晦日に開けて...とKellyに指輪と思われる箱を渡してMemphisを飛び立ちます。

しかし、飛行機事故で海に不時着、ひとりだけ助かって太平洋の無人島に漂着し、自然しかない中で、なんとか生き延び4年が過ぎます。Tom Hanksが本当にやせ細っていきます。そして、自分の運命をコントロールしたい衝動にかられ、イカダをつくり敢えて海に出てコンテナ船に救助されます。印象的なのは、帰りの飛行機の中でドクターペッパーと一緒にでてくる氷に、別世界すぎて苦笑するシーン。

HubがあるMemphisに帰ると自分は既に埋葬されており恋人は...無人島では火をおこすのに大変な思いをした彼ですが、長いライターをカチッと、簡単に火をつけ空しそうな表情をします。これも非常に印象的。夜たまらず彼女の家に行き、二人だけの再会のシーン...

無人島でそうだったように、明日になれば日がのぼり潮も何かを運んでくれる...アメリカらしい大平原を車で走っています。唯一持ち帰ったFedExの漂着荷物、心が生き延びるのを助けてくれた絵具?が象徴的に扱われます。アメリカらしい赤いピックアップトラックに乗ったアメリカらしい女性が大平原の中で道を教えてくれます...
20年以上前の話ですが、コンサル時代、Memphisにovernight mail の象徴FedExのExecutive Interviewに参加してからプロジェクトに入ることになっていたことを思い出しました。スケジュールが変わって直接White Planes入ったのですが、お蔭で?、未だにMemphisには行ったことがありません。そのころは時間といつも競争していました。今の私はモノを運ぶことにこだわり、overnight mailと対局にある1年単位のslow delivery serviceの活動を始めています。この映画に何か同じ時間を感じたのかもしれません。因みにこの映画は2000年作、あの時代で、なかなかです。唐突ですが...プラネットカナールPlanetCanal™ではこの大自然の大きな時の流れをプラネットタイムPlanetTime™と呼んでいます

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