久しぶりに吉祥寺サムタイム午後のジャズライブにいってきました。
ピアノの井上ゆかり は大阪芸術大学の特待生だけあって、しっかりした基礎に裏付けられたジャズピアニストです。ジャズは鈴木“コルゲン”宏昌氏仕込みとのこと、ソロ活動やアレンジもしています。NHK-BSの音楽番組「素晴らしき音楽仲間」にレギュラーピアニストとして出演して羽田健太郎などとも共演…そういう流れを感じました。ピアノタッチはエネルギッシュで才能を感じます。帰りにSAKURAというアルバムを買ってきましたが、Someday My Prince Will Comeとか卒業写真とか、ベートーベンの悲愴第2楽章、When I Think of Youなどは早速お気に入りになりました。
河原厚子も実力派のシンガーです。今年アフリカで休暇を過ごしたせいか、登場するときはそんなエキサイティングな空気を感じました。ニューヨーク時代の思いでの曲Autumn in New Yorkや赤とんぼ は、また、違う雰囲気。トークが実に面白く、ベースの河原秀夫とは夫婦だとやりとりでわかりました。何故かニューヨークに一緒にいたそうで...あとでネットで調べたら、彼はバークリーに留学して、ジュリアードの先生にも師事していたそうです。穏やかな雰囲気の人ですが、途中、サングラスをかけ帽子をかぶり、なんと踊り出すのです!その格好よさにその場はまた大盛り上がり。
最後のほうで、私のリクエスト曲『On A Clear Day』に応えてくれて本当に大満足でした。とにかく、ジャズの醍醐味である“かけ合い”が自在にできるお茶目な3人で、よい午後の時間のジャズライブを堪能しました。
(写真を撮って良いか確認もしたのですが、なんとバッテリー切れで撮影できませんでした。写真は井上ゆかりさんのブログから拝借しています。)
0 件のコメント:
コメントを投稿