2017年5月14日日曜日

『ネパールの子どもたちは今~大地震から2年~』


 『ネパールの子どもたちは今~大地震から2年~』というChildFund主催のイベントに雨の中、行ってきました。田中真理子ネパール事務所長の報告、世界発ネパール人学校エベレスト・インターナショナルスクールの少女たちのダンス、日本人より日本語が堪能な(?) かながわ国際交流財団のジギャン・タマル・タパ氏と福嶋美佐子ChildFund理事とのパネルでネパール紹介などがあり、知り合いの支援者たちにも会えました。
タパ氏は病院の窓拭きをして日本語をマスターし自力で大学を卒業して現在活躍されています。現在日本在住のネパール人はなんと6,7000人。ネパールとの時差は3時間ではなく3時間15分、時計を左に90度回転した時刻だそうで、大国に囲まれた国の小さな抵抗らしいです。ネパール料理は親しんでいますが、昨日はネパールが身近に感じられました。

震災からの復興は進んでいるものの学校の再建・修復支援は遅れており、この6月完了を目指しているとのこと。読み書きができ、新しいことが学べる学校に来るのは楽しいという子どもたちは1時間かけても通学しているそうです。急なクライミング(?)もあり日本人だと2時間はかかるとか。教育の大切さは認識されているものの経済的な理由で通えなくなる子どもも多いそうです。ChildFundは自立を妨げない支援と自立支援をしていこうとしています。

タパさんにエベレストのふもとに位置するネパールの子どもたちに支援物資を送るルートを訪ねたところ、飛行機でカトマンズに送るだけでなく、カルカッタからコンテナの陸路もあることがわかりました。

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