2014年2月21日金曜日

ソチ 女子フィギュアスケート

(画像:楽天サイトより)
パソコンの切り替えが上手くいかない…なんていう つまらなことで何故イライラしていたのでしょう…

今朝、女子フィギュアスケート・フリーをライブで最後まで見てしまいましたが後悔はありません。

みんな凄い! あのスケートリンクの空間で、エキシビションが楽しみです。


2014年2月12日水曜日

ソチでの高橋大輔選手

あの素晴らしい曲を書いていたゴーストライター新垣氏が、『私も共犯ですと告白したこと、佐村河内氏の実の姿、色々あるとは思うのですが、大事なのは“真実です。

新垣氏作曲の曲で滑る高橋大輔選手は、真実がわかり、はじめは何で今…と戸惑ったそうですが、今は、その真実を踏まえて力を出し切ることのみ考えていると思います。膝の調整や演技の最終調整に専念していることでしょう。タイミング的に選択肢はなく結果的によかったのではないでしょうか。彼のフィギュアスケートは本物であり、それが全てです。オリンピック直前に、本当のことがわかってよかったと私は思っています。


ロシアの広大な大地にふさわしく、もっと大きなこと、本当のことを大切にしていきたいものです。高橋大輔選手には微妙なエッジのバランスの上で、繊細かつ豪快に、これまでのように、音楽と振付、演技がピッタリ合った芸術的で感動的な演技を期待したいと思います。持っている力を出し切れるよう祈っています。

『参加することに意味があるとか、『楽しんできますという選手の言葉に批判的で、『結果を出せなければ…と言う人たちもいますが、スポンサーのビジネスは別にして、本来、周りが言うことでもないでしょう。毎回オリンピックのときに議論されますね。

選手の皆さんのチャレンジ自体がドラマであり、たくさんのものを周りにくれます。今までの努力を一瞬にかける選手の皆さんに大きなエールを送りたいと思います。

2014年2月11日火曜日

雪かき (つづき)

今朝、駐車場に車ぐらいの大きさの雪のスヌーピーが寝ている家を見つけました。昨日一日でだいぶ溶け、おなかは多分かなりスリムになったと思われますが、その遊び心に脱帽です。

これを書きながら、家の書斎から外を見ると、まだ寒いのにウグイス?(メジロでした)がすぐ近くまで飛んできました。一瞬で写真は無理でしたが、丸い目と少し茶が入ったようなグリーンの寸詰まりの体が目に焼き付いています。春を予感させてくれる出来事でした。

自分の殻 ~トルストイのつづき~

トルストイの続きですが、晩年、何も持たずにシベリア放浪の旅に出て、旅先の鉄道の駅で最期を迎えたことは有名ですね。映画にもなりました。『美しい母であり良き妻だったと、妻に残した最後の言葉には、『ただ、あなたは自分の殻を守ってきた…』と厳しいことが書かれています。

実は、高校時代には放浪の人生?☺を夢見たこともあるのですが、結果的に、これまで自分の殻を守ってきた私には耳が痛い言葉でした。

トルストイ

ソチ冬季オリンピックの開会式でトルストイの小さなことにこだわったのは、ちょっと前にNHKアーカイブスで 『トルストイの大地~辻井喬のロシア・ユートピア巡礼~』という番組を観たせいだと思います。

作家の辻井喬さん(西武の堤さん)が 大地を耕し懸命に生きる農民に心を寄せたトルストイゆかりのユートピアの村を訪ねるのですが、ロシアの“広大な大地と“たくましい農民、そして“トルストイの凄さが十分過ぎるくらい伝わってくるドキュメンタリーでした。

ロシア通信から
農民の犠牲の上になりたつ特権階級として苦悩したトルストイは農民の“子供のための本の完成に命をかけ、悪を悪で返さない主義や菜食主義を貫き、正直すぎる人だったようです。自然も人も皆“つながっているといい、ユートピアを求めてシベリアなどに自給自足のコミューンをつくり、弾圧をうけたそうです。ソ連崩壊後、トルストイに共感した人びとがユートピアの村を再び、よみがえらせようとしているのですが、楽ではない…というより厳しい現実が…そんな中、皆たくましく生活しています。

トルストイの『復活でも読んでみようかと思わせる素晴らしい内容でした。

2014年2月9日日曜日

雪かき

東京では久々の大雪でしたが、幸い週末だったために通勤者への影響は大きくなかったようですね。今朝は良い天気で、久しぶりの雪かきをしました。単に歩きやすいように…とか滑らないように…だけでなく、日当たりのよい場所に積んで溶けやすくしたり、溶けるときに流れやすく溶けたあと汚くならないような場所を選んだり、家の外は歩行者や車のことを考えます。当たり前のことですが…見た目も重視し白いきれいな雪を大事に分けて積んだり、単に仕事というより“楽しみながら”の雪かきです。近所の小さいお子さんが使ってくれるとよいのにとも思いながら、どこか心の隅で子供のときのように雪だるまやかまくらをつくるのをイメージをしていました。雪が多いところの人々にとって、雪かきは生活であり命がかかっていると知っていますが、いつも、つい年甲斐もなくはしゃいでしまいます。

汗をびっしょりかくほど、よい運動でした。ただ、やはり少し腰にきたようです。腕や肩は大丈夫でしたが、明日どうなっているかはわかりません。仕分や梱包で段ボール箱を扱うボランティアをしようとしているのに、少し体を鍛えないとダメですね。

活動現場で、ボランティアの皆さんがよい仕事ができるように、工程に工夫を組み込み、シンプルな注意事項やガイドをつくっていきますが、それだけでは片手落ちです。人を第一に考える活動なので、体に無理なく、腰を痛めたり、けがをしたりしたりすることのないように、熱中症や風邪にかからないように、安全に作業をしていけるよう工夫していきたいと思います。そして、楽しく作業ができるようにも大事ですね。皆さまの知恵やアイディアを集めて煎じ詰めた工程・ガイド・注意事項にしていきます。


2014年2月8日土曜日

ソチ冬季オリンピック開会式でのトルストイ

今朝早朝に、ソチの冬季オリンピックが開会しましたね。開会式から、いろいろなインスピレーションをもらいました。

最初のプロローグ映像でロシアのアルファベット順にロシアに因んだことや人が映し出され、“loveという意味の名前の女の子がそれを読み上げたのですが、その時、ちょっと小さなことが気になりました。ロシア・アルファベットのTのところで 他と違いトルストイとテレビジョンの二つが選ばれているのです。トルストイはロシア版映画“戦争と平和の映像とともに紹介されましたが、トルストイという文字は一切なく、女の子もその部分をたたみかけるように読み上げました。

トルストイの思想や思いが当時の政治やソビエトの共産主義と相容れなかったことは周知の事実ですが、今回も何か意図があるのではないか…とふと思ったのです。考え過ぎかと思いながら、実は録画して朝見たので、戻してスローで見直しました。なんと文字がないというより、細かい点のようなマークで消されているようでした。Tがダブルのでバランス上省略したのか...やはりトルストイは未だに都合が悪い部分があるのか…と、ちっぽけに考えてしまいました。

AFP BBNewsより
会が進行すると、バレイで、また“戦争と平和が取り上げられ、オリンピックにふさわしい平和が強調されたのです。少なくとも演出家はトルストイを強調していました。バレーは流石でしたね。素晴らしい開会式がトルストイという名前が出るかどうかで、どうこうということではありません。広大なロシアの大地にふさわしくないちっぽけな勘ぐりをしてしまったようです。