元日の日経新聞では“創造と破壊の200万年”というヘッドラインが目に入りました。『経済学者シュンペーターはイノベーションの神髄は“創造的破壊”にあり、既にあるものが“結びついて”新たな価値となり、それが今の世界を壊して新しい世界につくり替えていく過程をいう…』 これまで革新的創造を生み出してきた人々やそれを推進してきた人々に改めて心から敬意を表します。
コンサルティング・ビジネスにいたころは、破壊とか現状否定とか、非連続とか革新という言葉をよく使いアジテートしましたが、それらは結果です。私個人は否定や破壊はあまり好きな言葉ではなく、肯定や補完に傾斜する傾向にあるようです。
イノベーションの過程では、いろいろな“結びつき”が結果として創造につながっていくのだと言っていますね。そして、大きな非連続のイノベーションも実は小さな創意工夫の積み重ね結びつくとジャンプ台になるんだと思います。
単独よりも結びつき、自己完結より補完し合うことのほうが大切です。プラネットカナールPlanetCanal™はある程度、現在の世界を肯定し、“slow”も選べるという観点から、モノを運ぶ分野でNPOやNGOの非営利活動、CSR活動などを地道に補完します。いろいろな部分で補完してもらいながら...