2014年11月19日水曜日

社会イノベーション公志園フォーラム

左からコペルニク中村氏、マザーハウス山崎氏、グランマ本村氏
今週、社会イノベーション公志園フォーラムに参加してきました。6時からの会で (株)グランマ 社長 本村拓人氏、(株)マザーハウス 副社長 山崎大祐氏、コペルニク CEO 中村俊裕氏の3人が登壇しましたが、4時間があっという間でした。

皆、現地に飛び込み、入り込み、現地の人たちと共に事業を続けているのが凄いです。また、世界を変えることを目指している割には、インパクトだけを求めていず淡々としていて、今の私には大変好感が持てました。(上から見線で済みません) 例えば、 “スケールダウンしてstart small”とか“フィールドが好き”とか地道さを大事にしていて、“どんなビジネスも多かれ少なかれソーシャルビジネス”とか“誰がやってもよい”と別の国の団体を指導していたりとか…(因みに、私も同様に考えています。)

グランマはフィリピン、パキスタン、インドネシアなどで、貧困層住人参加型の流通網構築を行ない、マラリア・デング熱の死亡率を低下させるための蚊帳を流通させたりしています。貧困層への無償での物資提供や寄付依存度が高い組織が寄付集めに奔走していることに疑問を感じ、援助漬けによって失われた自立心を取り戻そうとしています。(私は未来を担う子どもたちのことを中心に考えているので、自立前の子どもたちには無償の援助が必要なのでは…と思っています。大人にそれが流れることに注意しなければなりませんが…)

マザーハウスはご存知の方が多いと思いますが、『途上国から世界に通用するブランドをつくる』ということで、バングラデシュやネパールで生産したバッグや服飾雑貨をで販売しています。知らないうちに直営店が日本では15店、台湾5店になっていました。若いころ柔道をやっていてヤンチャだったそうですが、単身バングラデシュに飛び込んで工場をつくったのが現場突入型の社長山口絵理子氏。ゴールドマンサックスでのエコノミストのポジションを投げうって参加し、海外を飛び回りながらも少し引いてマーケティングや生産をみているという副社長山崎氏。ともに慶應SFC出身で先輩後輩の中だそうで、このコンビが面白くいろいろなエピソードを聞きました。

すこし長くなったので、コペルニクは分けて投稿します。

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