2016年5月1日日曜日

薄ピンクのつつじ復活、満開

小さな書斎の外はピンクのつつじが満開、また沢山花をつけるように戻り感慨深い限りです。

実は後ろの柵に10mぐらいに絡んだ薄ピンクのつるバラがありました。毎年きれいな花をたくさん咲かせてくれていたそのバラの葉が、3年前の夏、全体的に枯れたので最初は、猛暑でまいったのかと思いました。でも、植木屋が、『これは癌種病です。対処療法はあっても、根治はしません…』 ネットでいろいろ調べると、プロは近くの植木にうつるのを防ぐために根から伐採し、土を入れ替えるとのこと… でも、はじめから切り捨てるのはやめ、いろいろ試みました。

腫瘍のような部分を外科的治療で削りとり、力を分散させないために剪定して大胆に小さくしました。削った部分に純度の高い尿素を染み込ませ、根本や土にも尿素や木酢をたくさんかけました。50℃以上の高温と10℃以下の低温に弱いらしいので、根の部分を掘り出し寒い冬、外気に露出するようにもしました。雪が多い年だったので、雪を積み上げ枝を埋めたりまで…

バラは全体的に弱っていきました。Quality of Lifeはいかがなものだったか…春また花を咲かせてくれることを心から願ったのですがダメでした。枯れた木を根本から抜き、土を入れ替えました。

土を掘ると尿素の匂いがするほどだったので、隣のつつじにも影響があり、2年間は数輪の花をつけるだけだったのです。ですから喜び一入です。以前、家に居る時間が短いときはとは違い、最近は、こういう小さなことがうれしくなります。

薄いピンクの花の中にショッキングピンクの花があり、1輪の花が2色になっているのもあったので、その影響かと心配したのですが、近所に同じようなつつじがあり、一般的みたいで一安心しました。つつじも「少数」の力、「変化」する力を内に秘めているのですね。

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