キュウリエソ NHKスペシャル日本列島 奇跡の大自然より |
2万年前氷河期で日本海が湖のようになったとき、水の流れがなくなり酸素が極端に減って魚は絶滅したそうです。氷河期が終わり海水面が元に戻ったとき、寒さに強いキュウリエソの独壇場となり急増したそうです。
日本海で推定2兆2千億匹が水深200m以上水温1℃の暗い海底に近いところに生息し、夜になるとプランクトンを食べに海面近くに移動するそうです。NHKスペシャルではじめて生きているところを撮影されたというくらいのよくわかっていない魚です。その小魚が浅い海のブリ、マアジ、ハタハタなど、海底のカニなどのエサになり日本海を支えているから不思議ですね。
そういう隠れた小さな存在が本当は世界を支えているのですね。