2014年6月3日火曜日

奇跡の日本列島 北限のSnow Monkey

雪解け水が育んだ落葉広葉樹の森がニホンザルを北限まで導いた』

西日本と海岸線に生息していたブナをはじめとする落葉広葉樹が、多様な地形と海のおかげで氷河期でも生き残り、北へ広がっていきました。

熱帯に住むサルが日本に渡り、氷河期でやはり絶滅寸前になったものの、彼らが好む落葉広葉樹が広がると、生き残ったニホンザルが、数千年かけて兵庫あたりから最北の下北半島にたどりつきSnow Monkey(英語名?)になったそうです。それはほんの6~7000年前のことらしく、年月が経っていないので(?)、東北のニホンザルのDNAは1種類だということです。

北限のSnow Monkey NHKスペシャル 日本列島 奇跡の大自然より
彼らは実にチャレンジャーだったのですね。豊かな木の実や皮を食料とできる幸せな季節はよいのですが、冬は大変厳しく、乏しい食料のなかで寒さに耐え体重も大分減るそうです。でも運よく温泉につかれるSnow Monkeyもいるようですね。

父母が小さい頃、私にスキーをさせてくれました。『冬の寒さに負けず、寒さに向かっていくように…』と誰かに話しているのを聞いたことがあります。残念ながら、その私は今、寒さに向かうどころか炬燵で丸くなりっぱなしです。。。Snow Monkeyはえらい!