2014年6月7日土曜日

奇跡の日本列島 4つの海溝と謎の深海魚

日本の周りの海は、8割が1000mを超す深い海、深さ6000m超の海溝は、千島カムチャッカ海溝、日本海溝、伊豆・小笠原海溝、琉球海溝と4つもあります。


東京大海洋研究所提供
暗く光合成ができないから水深200m以上に植物プランクトンもいなくなります。しかし、マリンスノーという海面近くから落ちてくるプランクトンの死骸があり、それをエサとしている深海魚が沢山いるようです。

千葉県館山から南東に海の谷が広がっていますが、茨城県沖日本海溝の水深7703mで、世界で最も深い場所で生きる不思議な魚が見つかったそうです。30㎝ほどのシンカイクサウオという魚の仲間で、800気圧(小指に軽自動車を載せた重さ)なのに平気で泳いでいるらしいです。その説明はできないそうです。

身近にある海にも謎が満ち溢れている…というか、知らない世界がいっぱいなのに気づかされます。そして、その魚の一生を考えると不思議な気持ちになります。