2014年8月31日日曜日

社会福祉法人 一粒会「野の花の家」 (1)

海ほたるから
発起人のひとりの山﨑優さんに案内されて、昨日、社会福祉法人 一粒会「野の花の家」という児童養護施設を訪問してきました。少し曇っていましたが、アクアラインの海ほたるで東京湾の360度を眺め、木更津に渡って、目的地 真里谷につきました。マリヤというのはマリアに近い名前だなぁと思っていたのですが、マリヤツと読むそうです。細い道を上ると緑に囲まれて施設の家がいくつか建っていました。

ホームページの紹介を引用すると『「野の花の家」はちょっぴり大家族。52人の子ども達が、7つの家に分かれて、地域にあるごく普通の家庭と同じように生活しています。大人の様々な事情によって、家族と一緒に生活できない子ども達の2番目の家。それが「野の花の家」です。ここには日本の子ども達ばかりではなく、アジアをはじめとする外国の子ども達もいます。どの国の子も一緒に暮らすことによって、知らず知らずのうちにみな同じ人間であることを理解し、同時に各国々の文化や習慣には、たくさんの違いがある事に気付きます。そういった理解や発見を重ねながら、「野の花の家」の子ども達は、楽しく毎日を過ごしています。』

2014年8月30日土曜日

一方井誠治教授

本日、発起人のひとり山﨑優さんのコーディネーションで、武蔵野大学 環境学部 教授で京都大学特任教授の一方井(いっかたい)誠治さんと会いました。実は、3人とも高校の同期生です。一方井さんは東大卒業後、ずっと環境庁で地球環境企画などを担当し、財務省神戸税関長などを経て、京大経済研究所の教授に転じ、今日に至っています。

“slowを選ぶ”“低炭素配送”ということを中心にプラネットカナールの紹介をすると、彼も急がなくてよい配送まで急いでいる…と現状を憂いていて、大いに盛り上がりました。“必要”とされているモノを、、善意で、合理性のあるやり方で、環境負担少なく届けるのは、非常に良いことだ…と教授らしい表現で、大いに賛同して貰えました。そして、ディスカッションに入りました。

まず、指摘されたことは、CO2排出量“削減”という言葉は使うべきではないということでした。今まで一定量排出してきて削減した場合に使う言葉だからで、全くもっともです。そういう表現は全て訂正します。

いろいろ議論したのは、輸送の隙間スペースや、より低炭素の輸送手段を使うことを選択したことにより、一般的な輸送手段を使う場合と比べて、抑制できたCO2排出量定量化についてです。

レポートで簡易的に算出する数字は、基礎データを慎重に選んで、想定や前提をしっかり明記すべきと指摘を受けましたが、私たちもそう思っていました。温暖化の問題には、いろいろな難しいことがあるようで、注意しなければならないことがいっぱいのようです。数字はあくまで参考値として扱うということも確認しました。ただ、運営指標としての定量化は諦めず、配送依頼会員や協賛会員への報告にどういう数字を使うかについては個別に決めていくことになりそうです。基本的には、小さくてもどのくらい貢献できたかは、何等かの数字があったほうがよいと私は思っています。未利用のスペースを含み輸送手段はCO2を排出し続けている状況で、マクロ的には、プラネットで隙間活用やスロー配送が十分普及しない限り、強調しすぎないほうがよい…ということだと思います。大変勉強になりました。

他に、助言されたことは、総合物流企業の人を早くいれるべきだ…ということでした。これはある中堅の物流会社役員にお会いすることを考えています。

最後に武蔵野大学環境学部では環境プロジェクトに参加すると単位になり、継続的に学年を越えて引き継がれているプロジェクトもあるそうです。是非、立上げから、運営、ボランティア作業…と若い力に参加してほしいと思います。一度学生の皆さんにプレゼンさせてほしいとお願いしておきました。

2014年8月28日木曜日

ボランティア作業 プラネットデュウPlanetDeW™の仲間たち と一緒に

プラネットデュウPlanetDeWのボランティア作業は安全で楽しいものにするよう工夫していきます。

安全を効率以上に重視し、事故予防と熱中症対策に十分配慮します。急に隙間時間を使って作業に参加しても十分役に立てるように、煎じ詰めシンプルな手順書やチェックリストを作り、毎回見直し標準化していきます。配送依頼する団体や企業に信頼してもらえるよう、要を押さえた管理をします。

また、”Moment of Smile™ 全ては微笑みに変わる瞬間のために”を常に意識できるように工夫します。ボランティアの人びとと集まりや組織の壁を越えて一緒に協力しあう時間を楽しめるようにしたいと思います。1つのコミュニティの定期的な集まりの日もつくってもよいかもしれません。よい汗を流したあとは自発的に懇親会...というのもありです。コーディネーションは参加者にお任せですが。

配送作業が終わってもプロジェクトや会員のfacebookで関与した人びととつながれます。忘れたころに”Moment of Smile™ が届きます。定期的にご自分の時間やお金の貢献についてプラネットアワーズPlanetHoursという形で確認できます。

ひとりひとりの“自分流”の貢献で“塵も積もれば山となる”にしていけるかは、ひとりでも多くの皆さんの参加にかかっています。来年4月入会をお待ちしています。

2014年8月27日水曜日

プラネットアワーズ PlanetHours™ 会員の貢献

一般会員は勿論、全ての会員の貢献は、プラネットアワーズ PlanetHours™という単位で一貫して表現します。競うための数字ではなく、あくまで、ご自身の目安に使っていただきます。団体・企業毎にもこの単位で集計し報告します。重要な運営指標としても使用します。

それはプラネットで平等かつ共通な” 時間” の単位 です。 ボランティアなどで貢献した時間をPlanetHours™として集計 し、 お金での貢献も時間PlanetHours™に換算します。誰の1時間も同じという前提で、どの国でも為替に関係なく平均的自給を目安に決めます。日本では1 PlanetHours™ /1000円です。

2014年8月26日火曜日

一般会員は “自分流”で

プラネットカナールの一般会員であるボランティアの方々はプラネットデュウPlanetDeWと呼ぶことにしたと少し前に書きました。繰り返しますが、Dewとは純粋で爽やかな” しずく”という意味で、モノを動かす運河の流れも一滴のしずくから…というところからきています。


ひとりひとりの方が、“自分流で、自分の価値観とライフスタイルにあったかたちや頻度・関与度で無理なく長けられるようにはやくもっていきたいです。



  • ボランティア作業に参加したり、寄付というかたちで
  • スキル経験を活かして
  • 分散して運んだり保管したりして
  • 配送先現地で協力して
  • 地域や企業・団体・コミュニティの支部長として

参加できるように。それには、会員の母集団を増やすことが前提になります。自分流”の前に、まず、年会費3,000円を支払って会員になってください! 入会は2015年4月から正式に公式サイト(構築中)で受け付けます。(認証され登記、口座開設等が済んだ段階で) 資金面でも法人立上げ・運営スタートの大きな助けになります。そして、それはその2年後、認定NPO法人審査(パブリックサポートテスト)にもつながります。(はじめ1,000円にしようとしていたものをこのために変更しました。月コーヒー1杯ぐらいですが実績がない段階で個人の方には小さい額ではないことは承知しています...) 一般会員年会費または全会員による任意の寄付 3,000円×100人以上につながります。勿論、法人・団体や所属する個人の方の寄付もカウントされます。ご支援、よろしくお願いいたします!

2014年8月25日月曜日

プラネットカナール会費

設立当初の入会金・年会費・寄付金はほぼ次のようになる予定です。できる限り多くの方や法人・団体に会員になっていただくことを最優先にします。はじめは、入会処理や会員管理も何とかできると思っています。また、認定NPO法人を目指すため、一般会員の年会費を3,000円とし、その他の会員の寄付金1口も3,000円とします。毎年、この法人の趣旨に賛同し金銭的に支援する人が100人必要だからです。(認定を目指す理由は以前の投稿を参照してください。)

入会金は全て0円とし、年会費と寄付金1口は会員毎に次に掲げる額とします。勿論、寄付金は任意です。

(1) 一般会員
 (個人)         年会費  3,000円 寄付金1口 1,000円 
(法人・任意団体) 年会費 10,000円 寄付金1口 3,000円 

(2) 協賛会員
 (法人・任意団体) 年会費 10,000円 寄付金1口 3,000円

(3) 配送依頼会員
 (法人・任意団体) 年会費 10,000円 寄付金1口 3,000円

法人または任意団体に所属する個人の方は、一定数まで、登録すれば年会費無料で個人の一般会員として活動できます。ただし、寄付金1口(任意)は3,000円です。

2014年8月24日日曜日

プラネットカナール会員

プラネットカナール会員の種類は次のとおりです。オーバーラップは可能です。例えば、入会時点では配送依頼会員でも、協賛会員の支援もできます。また、法人・任意団体の会員は所属する個人を一定数、一般会員と同等の所属個人として登録することができます。

(1) 一般会員: この法人の目的に賛同しボランティア活動や寄付を通じて、会の活動を支援するために入会した会員

(2) 協賛会員: この法人の目的に賛同し、輸送や保管の隙間スペース提供や活動に必要な物・場所・ノウハウ・要員などの提供を通じて、会の活動を支援するために入会した会員。

(3) 配送依頼会員: この法人の目的に賛同し、ボランティア配送作業支援や低炭素・低価格・スロー配送サービスを依頼するために入会した会員。

(4) 運営会員: この法人の目的に賛同し、より踏み込んで、この法人の運営を支援する会員。ノウハウ提供やアドバイス、運営管理協力を行なう会員や将来支部長を目指す会員などを含む。

2014年8月23日土曜日

チャイルドファンドChildFund 報告会

昨日、NPO法人チャイルドファンドジャパンの活動報告会が九段でありました。

この団体はフィリピン、ネパール、スリランカなどの子供たちが健全に成長する機会を持てるよう、スポンサーシップ・プログラムを中心に活動しています。宗教に拘わらず、地域を選び子供たちを支援していますが、フィリピンではセンターを運営する母体組織はカトリックやプロテスタントのキリスト教系が多いようです。

フィリピンでセンター長をされているEd Sola氏から現地の話がありました。ご自身もチャイルドファンドのサポートで教育を受けることができたということで、大変説得力がありました。通常の学業以外に“Value Formation”(自己啓発)プログラムや、子供の家族も含めたプログラムを重視していること、そして、『貧困というのは、いろいろな“機会”を子供たちから奪う...機会を持てるようにすることが何より大切』、『受けた教育だけは誰も奪うことができない』という言葉が強く印象に残りました。

休憩時間に、プラネットカナールの話をして、皆さんからいろいろなことをうかがいました。チャイルドファンド自体はポリシーとして物品を送らず現地調達し、現地の学校では必要な学用品等は全て支給されています。でも、もう少しあれば助かり、寄贈されたらうれしいモノはありそうです。理事長の高田和彦氏に、『クレヨンなど良質のモノを贈ると喜ばれるが、継続性がなく翌年現地のよく折れるクレヨンに戻ると返ってがっかりされる...やるなら続けてください...頑張ってください...』と激励されました。別の方が、アフリカで出産を支援している組織がタオルを非常に高額で現地調達していると知って考えさせられた....アフリカ視察のことを振り返っていらっしゃいました。

この団体も、“Moment of Smile™ 全ては微笑みに変わる瞬間のために”と同じように“子どもの笑顔”を目指しています。現地のニーズも理解されていて、現地ネットワークもあります。いろいろ教えていただきたい.…という思いを強くしました。何かコラボレーションできればとよいのですが...事務所も善福寺にあり、当事務所と近いので、今度お邪魔したいと思います。

2014年8月20日水曜日

自己紹介プレゼンピッチの1ページ目

プラネットカナールでは“大事にすることとしてValuesは強調していますが、敢えてMission/Vision的な整理はしていません。外資系の団体・企業に説明する際はそういう整理が必要だと発起人のひとりから言われています。

前回書いた定款3条目的を箇条書きにすると以下のようになります。明日、ある団体の方にお会いする際にも使用するプレゼンピッチの1ページ目です。







    支援対象】 団体・企業による社会貢献活動

    【活動】 配送工程に特化 
    • ボランティアによる作業支援(物資の点検・仕分・梱包等) 
    • 輸送や倉庫等の空き隙間スペース活用による低炭素・低価格のスロー配送サービス 
    【目指すこと】 物資(新品・中古品)を必要としている人びとのもとに届ける活動を通じ
    • 子供の健全な成長や被災地域の復興などに寄与 
    • 困難な状況にある人々への就労機会提供と地球温暖化防止に貢献 
    【優先すること】
    • 災害復興の途上で、未来を担う子供たちが必要としているモノ (例えば文房具や絵本など)の配送
    • 受取った人たちが微笑む瞬間の写真を関与した会員と共有すること 

    2014年8月18日月曜日

    プラネットカナール 定款3条 目的

    NPO法人の定款作成は最終フェイズに入っています。その中でも大切なのは“目的”です。

    海外ではMission / Vsion / Values 的な整理をしますが、そのMission (使命)に一番近く、Visionも含んでいるという感じでしょうか。

    そこでは、主たる事業が何で、誰に対して行うか、誰のために行うか、その活動がどのように社会の利益につながるか、NPO法人としての最終目標は何かなどを書くことが求められています。

    プラネットカナールの目的は、ほぼ次のように決まりました。少し表現が固いですが...


    『この法人は 未利用の輸送・保管スペースを活用した”スロー配送”により物資(新品・中古品)を必要としている人びとのもとに届け、子供の健全な成長や被災地域の復興などに寄与するとともに、困難な状況にある人々への就労機会提供と地球温暖化防止に貢献することを目的とする。


    そのため、団体・企業による社会貢献活動に対して、配送工程に特化し、ボランティアによる作業支援(物資の点検・仕分・梱包等)及び、輸送や倉庫等の空き隙間スペース活用による低炭素・低価格のスロー配送サービスを提供する。


    説明のときは文章を読む感じでなく箇条書きにします。

    2014年8月17日日曜日

    まずは、日本を含むアジアから

    もうひとつ、発起人の皆さんと確認していることは、『まずは距離的にも、いろいろな意味で近いアジアから』ということです。

    日本も勿論、アジアです。日本ではお金を出せば簡単にモノが手に入り、震災後きめ細かい物流網も回復しています。それでも新品や良質のモノを寄贈してもらえると経済的に助かる人たち、子供たちは沢山いると思います。送料もばかになりません。そういうモノを届けるところまで行えば喜ばれるでしょう。

    モノも物流もまだ十分でないアジア全体では言うまでもありません。台風災害の復興途上にあるフィリピン、ネパール、パキスタン、カンボジア、ミャンマー、インドネシアなどなど、いくらでもあります。個別の案件で具体的に進めていきます。“devils in detail”具体化するためにはいろいろ、あることは覚悟しています。前に進めるだけです。

    ただし、しっかりニーズを見極めていくことが大前提で、モノを提供してくださいる方々、プロジェクトを企画実行されようとしている方々、協賛してくれる方々と一緒に確認しながら進めていきたいと思っています。

    ニーズ面や運び届ける面で、ノウハウ提供していただける団体・企業・個人の方は、是非、planetcanal.contact@gmail.comまでお願いいたします。

    2014年8月16日土曜日

    未来を担う子どもたちが微笑みに変わる瞬間

    発起人の人たちの強い賛同を得られたことのひとつは、未来を担う子どものために学用品などを送ることを最優先にすることでした。

    ただ、未来というのは、今の瞬間Moment of Smile™を目指し、大切にして、はじめて未来があるということも確認しました。

    定款には何を優先にするとか、限定することは書きませんが、“子供の健全な成長”に寄与することを目標のひとつとして明記します。

    団体や企業による同じ目的の社会貢献活動を最優先に支援していきます。

    2014年8月14日木曜日

    報告指標: 低炭素輸送にどのくらい寄与したか?

    少し、テクニカルな話をします。

    昨日、発起人のひとりで、低炭素輸送システムに長くかかわってきたひとと打合せ、大きな指標算出式について確認しました。

    データはどこからどのレベルのものを採ってきて、どういう前提をおいて算出するか、課題はいろいろあります。しかし、基本は


    ・CO2原単位 (使用燃料の一定量あたり、どのくらいCO2を排出するか)

    ÷ 輸送手段の燃費 (積荷がない状態で使用燃料の一定量あたりどのくらい移動できるか)

    =その輸送手段(積荷なし)の距離当たりのCO2排出量

    ・これに移動距離をかけ、輸送手段本体全体で排出したCO2量を出します。

    アバウトにいうと、例えば、ガソリン車小型トラックでは、ガソリン消費量(リッター)に対するCO2排出量を、その車がリッターあたり何キロ走るかで割ると、そのトラックの距離当たりのCO2排出量が出て、それに距離をかけると総排出量がでるという意味です。

    ・更に、全体輸送キャパシティーに対する利用した隙間スペースの割合をかけて、節約したCO2排出量を算出します。

    利用した隙間スペースとは、もともと空のままで使わずに捨てるところだったスペースです。アバウトにいうと、その荷物は追加のCO2を排出せず運んだということになるのですが、厳密にいうと、そのスペースのために輸送手段本体が排出するCO2を新たに発生させずに済んだということです。貨物に関係なく、その輸送手段の分の話になります。

    勿論、モーダルシフトといって、より低炭素な輸送手段に転換した場合の差は、単純に、その積荷分スペースの輸送手段本体と積荷を合わせた排出量の差を算出します。

    スペースの基本単位は標準段ボール箱とそれを一定数積載するコンテナを想定しています。

    低コストの話は違う要素があるので、また別の機会に。

    2014年8月13日水曜日

    プラネットデュウPlanetDew™ 純粋で爽やかなプラネットのしずく

    プラネットデューPlanetDeW
    発起人のひとから、プラネットカナールのボランティアに名前をつけけられないか…と言われ、なるほど…と思いました。

    かねてから、プラネットカナールのボランティアの方々はモノを運ぶ運河の水…その水の一滴一滴に思いがあり、それが集まってモノを運べる…とイメージしていました。

    水の一滴...しずく...英語では?と辞書を引くとdrop of …というのがありましたが、落ちるイメージではないと却下、そのうちdew という言葉を思い出し辞書を引き直しました。”純粋で爽やかな しずく”という意味でした。これだ!と声に出してしまいました。ただ、発音がdueに似ていて、それはしなければならないという真逆の意味です。でもWを強調して発音すれば大丈夫。deWはいい響きです。

    こうして、プラネットカナールのボランティアの人々は PlanetDeW™ と呼ぶことになりました。Tシャツ等でのマークのデザインをセンスのある人たちに相談しはじめています。交互期待!

    2014年8月12日火曜日

    Moment of Smile™ 全ては微笑みに変わる瞬間のために

    昨日、発起人会を武蔵野プレイスで開きました。定款も事業計画・活動予算もかなり固まってきているのですが、まだ、いろいろ議論して、申請前、最後まで手直ししています。6時間近くになってしまい、写真を撮るつもりだったのですが、忘れてしまいました。決まったことは最終化してから順次ご紹介していきます。

    以前、発起人のひとりで、長く社会貢献活動に関わってきた人から、関与する人、皆が活動するときイメージすること・目指すことをひとつに絞ろう…何を究極的に目指すの?…と問われました。それはMoment of Smile™だと答えましたが、もっとイメージをクリアにするため、”Moment of Smile™ 全ては微笑みに変わる瞬間のために” にしました。

    以前はプラネットのこと、モノをもっと活用すること など、いろいろ分散していましたが、そういうこと全てが、微笑みに変わる瞬間のため…ということになりました。これまでは、笑顔と言っていましたが、文字通り微笑みに、それも微笑みに変わる瞬間にしました。困難な状況にいて笑うとまでいけない人たちもいますし、あまり笑うのに慣れていない人たちもいます。でも、何等かの”小さな力のモーメント”が働き、少しでも嬉しいと思い、少しでも微笑む”瞬間(Moment)”につながればと活動していきます。

    2014年8月9日土曜日

    JTB 田川会長 人財の連携

    先日、JTB 田川博己会長にお会いする機会があり、プラネットカナールについて資料をお渡しし、少しだけご紹介できました。

    田川会長は、就職するとき、”モノを動かすか、”人を動かす仕事につこうと思われ、”人を動かす仕事を選ばれたそうです。入社直後は九州で駅のポーターを手伝うなど、モノを扱う裏方の仕事でも手を抜くことなくやってきました…と懐かしそうに当時を思い出しながら、そういう全てが、いろいろな人たちの連携で繋がって、お客さまに喜んでいただける…とおっしゃっていました。

    プラネットカナールはモノを動かすほうの仕事で、特徴はゆっくり運ぶことだと申し上げると、何かイメージされているようで、私たちも裏方に徹し、人びとの連携で運びますと付け加えると うなずいておられました。

    JTB では”旅の5つの力”として、『文化の力』『交流の力』『健康の力』『教育の力』『経済の力』を使って、地域の課題を解決し、地域を元気にすることを目指しているとご説明いただきました。

    田川会長は一地域のスペシャリストというより、グローバルな連携ができる人々を育てることが大事だと、社長時代にはグローバル人財強化の施策を推進してこられたそうです。最近は海外の会社の買収なども積極的に進められているとのことでした。

    『協賛いただけないかと思ったのですが、本業で同じようなことをされているので、もう十分という感じでしょうか…』とネガティブに聞くと、『いやそんなことはないですょ。』とポジティブな答えが返ってきてほっとしました。あとから分かったことですが、会長は『大量輸送、効率最優先の経営スタイルはもはや通用しないといっていい。』と常々おっしゃっているそうです。裏方は別としてバケーションや旅はslow lifeのイメージですし、何か価値観があっているのではないでしょうか。是非、協賛会員になっていただき、現地での対応をJTBの人財の連携で助けていただければ…と思っています。


    2014年8月8日金曜日

    武蔵野プレイス 登録市民活動団体

    登録市民活動団体のためのワークラウンジ
    プラネットカナールは武蔵野プレイスの登録市民活動団体になりました。早速、定款などの相談にのってもらっており、他の団体への紹介もお願いしています。

    成蹊大学や亜細亜大学のボランティア団体、フィリピンの子供たちのために活動しているACTIONというNPOも登録していて、何らかのかたちでコラボができればと思っています。

    因みに、次回のプラネットカナール発起人会は来週ここで行います。

    2014年8月6日水曜日

    NPOを支援する税理士 馬場利明先生

    税理士 馬場利明先生
    武蔵野プレイスでNPOの会計と税務の講座があり、昨日参加してきました。講師は税理士の馬場利明先生で、税務署退職後独立、一貫してNPOを支援し、ご自身も障害を持つお子さんのために活動してこられたそうです。


    NPOの会税・税務・労務について、誤解しやすいところを分かりやすく明快に説明いただき、、グレーゾーンについてもストレートに考え方を教えていただきました。お蔭様で、発起人の皆さんとファイナライズしようとしていた、定款や事業計画書・活動予算書について、訂正が必要なところに気づきました。タイミング ばっちりでした!

    止まっていたプラネットカナール設立準備は再々スタートし、今、急ピッチで進めています。来年4月をめざし、10月に設立総会、NPO認証申請、3月までに認証・登記等を済ませたいと思っています。slowが売りですが、チームは結構焦らず急いでいます 毎日、いろいろな方々とお会いして、いろいろと意見をいただいています。発起人の人たちと内容を詰めており、大分ブラッシュアップしました。ブログで紹介していきます。