昨日、NPO法人チャイルドファンドジャパンの活動報告会が九段でありました。
この団体はフィリピン、ネパール、スリランカなどの子供たちが健全に成長する機会を持てるよう、スポンサーシップ・プログラムを中心に活動しています。宗教に拘わらず、地域を選び子供たちを支援していますが、フィリピンではセンターを運営する母体組織はカトリックやプロテスタントのキリスト教系が多いようです。
フィリピンでセンター長をされているEd Sola氏から現地の話がありました。ご自身もチャイルドファンドのサポートで教育を受けることができたということで、大変説得力がありました。通常の学業以外に“Value Formation”(自己啓発)プログラムや、子供の家族も含めたプログラムを重視していること、そして、『貧困というのは、いろいろな“機会”を子供たちから奪う...機会を持てるようにすることが何より大切』、『受けた教育だけは誰も奪うことができない』という言葉が強く印象に残りました。
休憩時間に、プラネットカナールの話をして、皆さんからいろいろなことをうかがいました。チャイルドファンド自体はポリシーとして物品を送らず現地調達し、現地の学校では必要な学用品等は全て支給されています。でも、もう少しあれば助かり、寄贈されたらうれしいモノはありそうです。理事長の高田和彦氏に、『クレヨンなど良質のモノを贈ると喜ばれるが、継続性がなく翌年現地のよく折れるクレヨンに戻ると返ってがっかりされる...やるなら続けてください...頑張ってください...』と激励されました。別の方が、アフリカで出産を支援している組織がタオルを非常に高額で現地調達していると知って考えさせられた....アフリカ視察のことを振り返っていらっしゃいました。
この団体も、“Moment of Smile™ 全ては微笑みに変わる瞬間のために”と同じように“子どもの笑顔”を目指しています。現地のニーズも理解されていて、現地ネットワークもあります。いろいろ教えていただきたい.…という思いを強くしました。何かコラボレーションできればとよいのですが...事務所も善福寺にあり、当事務所と近いので、今度お邪魔したいと思います。
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