2014年9月27日土曜日

設立当初の重点 ディスカッション

設立総会では定款などの承認だけでなく、設立当初の重点についてもディスカッションします。


  • 設立当初のプロジェクト候補
    • 配送作業に限定した支援
      • 古着を送っているNPO支援(いろいろ教えていただく)
      • 既に、物資を届ける活動をしているNGOやNPO、企業のCSR活動
    • 児童養護施設プロジェクト
    • フィリピンの台風復興の中にいる子供たち支援
  • 武蔵野市地域密着でスタート
    • 武蔵野三田会?
    • 横河電機CSR活動に協力いただければ…?
    • 地域の大学のボランティアと一緒に
    • ニーズを理解している or 現地に強い NPO/NGOと一緒に
  • 輸送協賛会員 入会お願い
    • 国内運送会社
    • ピースボートのような海外にモノを運べる団体
    • 中堅の国際総合物流会社
  • 総合物流 協賛会員から学習
  • 楽しいボランティア作業づくり
    • 誰でも隙間時間を使って参加でき
    • よい汗をかき、仲間と2次会で集える
    • 受け取った子供たちのMoment of Smile™
    • 要を押さえシンプル化した手順とチェックリスト

『絶望してはいけない』 チャップリン“独裁者” 床屋のスピーチ

プラネットカナールを支援してもらっている人から、教えてもらいました。チャップリンは好きなので、いろいろ見ていたつもりですが、スピーチはちゃんと聞いていませんでした。

The Barbar's Speech   Wikipediaより
チャップリンの「独裁者」(1940年)の中のスピーチ。ヒンケル(独裁者)と瓜二つの床屋のチャーリーが、間違われて演説する羽目になり、絶望する恋人や人びとにラジオを通じて語りかけます。観てみてください。

スピーチの動画

~私たちは皆、助け合いたいのだ。~お互いの幸福と寄り添って生きたいのだ。私たちは憎み合ったり、見下し合ったりなどしたくないのだ。

この世界には、全人類が暮らせるだけの場所があり、大地は豊かで、皆に恵みを与えてくれる。 人生の生き方は自由で美しい。しかし、私たちは生き方を見失ってしまったのだ。~私たちはスピードを開発したが、それによって自分自身を孤立させた。ゆとりを与えてくれる機械により、貧困を作り上げた。

~賢さよりも、優しさや思いやりが必要なのだ。そういう感情なしには、世の中は暴力で満ち、全てが失われてしまう。

飛行機やラジオが私たちの距離を縮めてくれた。~私の声が聞こえる人達に言う、「絶望してはいけない」。

~憎んではいけない。愛されない者だけが憎むのだ。愛されず、自然に反する者だけだ。~『ルカによる福音書』の17章に、「神の国は人間の中にある」と書かれている。一人の人間ではなく、一部の人間でもなく、全ての人間の中なのだ。君たちの中になんだ。

君たち、人々は、機械を作り上げる力、幸福を作り上げる力があるんだ。君たち、人々は人生を自由に、美しいものに、この人生を素晴らしい冒険にする力を持っているんだ。だから、民主国家の名のもとに、その力を使おうではないか。皆でひとつになろう。 新しい世界のために、皆が雇用の機会を与えられる、君たちが未来を与えられる、老後に安定を与えてくれる、常識のある世界のために闘おう。

~世界を自由にするために、国境のバリアを失くすために、憎しみと耐え切れない苦しみと一緒に貪欲を失くすために闘おう。~理性のある世界のために、科学と進歩が全人類の幸福へと導いてくれる世界のために闘おう。~

2014年9月25日木曜日

プラネットカナールは全体を繋げる

プラネットカナールは運び届けるプロジェクト全体を繋げるお手伝いをしたいと思っています。

そして、もちろん、Moment of Smile™(微笑みに変わる瞬間の写真)を共有できるようにします。

簡素化・標準化したチェックリストや手順を作成し、一定のレベルになったら公開していきます。

更に、必要に応じて、というより、積極的に企画検討支援やコラボする企業団体を探すお手伝いをします。

必要ならば、現地応援も行います。国内の受取り支援や現地配送支援は積極的に行ないます。海外の場合は、配送依頼会員か協賛会員をメインとしつつ、費用を負担していただければ、人の安全に配慮しながら現地にスタッフを送ることも考えます。将来的には海外現地体制を自立支援を兼ねて構築していきたいと思っています。

少しでもお手伝いしたい!


プロジェクトオーナーである配送依頼会員の配送準備作業が少しでも楽になるように、一般会員(ボランティアプラネットデュウ PlanetDeWがお手伝いします。

より低炭素・低価格で運べるように、使われていない物流の隙間スペースを協賛会員の皆様にご提供いただきます。既に、賛同いただけそうな会社と話を進めようとしています。

関与し貢献した人たちが、役に立った実感が得られるようにMoment of Smile(微笑みに変わる瞬間の写真)を共有できるようにします。

最小限の間接費とシンプルな運営でサービスを続け、スロー配送を普及させることにより、未来を担う子供たちが必要としているモノを、もっと運び届けられるようにしていきます。

2014年9月24日水曜日

sustain していく プラネットで鈍行サービスを提供し続ける


プラネットで中立なプラネットのカナール(運河)として、低炭素で 信頼できる鈍行サービスを提供し続けます。
  • 堰に小さなモノが流れる穴をあけて 
  • モノの偏在減少と温暖化防止を目指し 
  • 常時プラネット上を毛細管のように流れる運河のように 
とにかく続けて、スロー配送を普及させ、モノがゆっくり流れるワールドワイドウェブのような仕組にしていくのが夢です。

2014年9月23日火曜日

sustain していく 自立の応援に繋げる

 助けを必要としている人々をモノを運び届けることによって支援していきます。恒常的にモノ不足の地域は継続的に支援したいと思っています。配送依頼会員や協賛会員の皆さま次第ですが。

ただ、ひとりの人にとってはモノは一時的な支援です。私たちは一時の支援も大切だと思っています。本当の意味でsustainしていくためには、自立の応援に繋げることが大切ですね。


プラネトカナールとしてはスロー配送サービスに関連し、雇用を創出するのが理想です。例えば、

現地での配送処理では現地の力が必須ですから、次のような仕事があります。
  • 再分別仕分けと再梱包含め、人手を生かしたデリバリーサービス
  • 僻地への運搬

また、現地での再加工や現地販売も考えられます。

デリバリーの仕事ではありませんが、現地低価格製品の輸出を低価格輸送で支援することは長期的目標にしています。いわゆるフェアトレードの応援です。

sustain していく 未来を担う子どもたちのために

フィリピン台風被災地の子どもたち(ChildFund Japanのサイトより)
災害復興や慢性的モノ不足の地域の未来を担う (sustainする)子どもたちが必要としているモノを最優先に運び届けます。

ニーズは同じでも、子どもの世代は毎年新しくなるので、継続することが大切だと思っています。

2014年9月21日日曜日

simple に運営 複雑にせず、工夫をし続ける


『複雑にせず、工夫をし続ける』といっても、結構大変なことです。我々は、リスクがあると、それを回避しようといろいろな対応をし、より良くするために、いろいろなプロセスやタスクを追加することに慣れています。

ついつい、そうしていくと大企業や役所のようになってしまいます。私たちは、そうなりませんし、そうなれません。

必要なことか自問自答し、要にはタスクやチェックを増やし、あったら良いということはやめることを常に心がけます。会員情報管理を支援してくれる人も徹底して必須のことだけにすることが大事と言っていました。これは容易なことではありませんが、要を押さえてsimpleにしないと、生き残れず続けられません。普及もできません。それは“better”でなく“must”なことなのです。そのために工夫し続けます。

人の安全と個人情報、犯罪に関するリスクを中心に管理していきます。思いが込められた配送物のリスクも依頼主のことを考え重視しますが、取り返しがつきます。保険等で対応できます。

プロセス・タスク・基準とチェックリストは学習しながら、要であるポイント、必要なことを浮き彫りにし、可能な限りシンプル化したうえで、標準化していきます。

simple に運営 現場を重視し実現していくチーム


執行は、可能な限り、理事会を主体に、執行を一歩踏み込んで支援いただく会員の方々と一緒に進めます。

大事なことは学習する組織(learning organization) リーダー(leader)であり続けることです。ド素人集団ですが、短期間ですごいlearning curveで成長します。そのためには謙虚で素直なことが大切だと思っています。

そして、現場を重視し、実現していくチームを目指します。

simple に運営 運営透明化


会報をホームページで公開することにより、運営を透明化します。5S指標とお金面の数字、そして、主たるプロジェクト報告や関わっているひと、企業・団体の紹介が内容です。

年1回の会報だけでなく、タイムリーにホームページではプロジェクトや会員の紹介をしていきます。

2014年9月20日土曜日

simple に運営 運営指標と報告

運営と報告の指標は5S(大事にすること)からブレず、一貫しています。

お金の指標を除き、これだけで個別プロジェクトから法人運営まで目標と実績の管理をしていきます。それをまとめるだけの報告(会員別と全体)にします。数字のお遊びはしません。

simple に運営 要をおさえて

要を押さえシンプルに運営し、間接費も最小限にすることで、どんな環境でもサービスを持続でき、スロー配送サービスを普及しやすくなります。

あったほうがよい機能(仕事・手順・チェック)は排して、必須のこと、要で全体として有効な機能に絞って行っていきます。当たり前ですが、企業と同じことはしませんし、できません。

そして、複雑にせず、工夫をし続けます。現場を重視し、学習しながらチームで、ひとつひとつ実現していきます。

2014年9月18日木曜日

smileの瞬間 送ったひとたちもMoment of Smile™



















プラネットを意識し、今を一緒にいることを感じて、送ったひとたちもMoment of Smile™
  • 一緒に作業しながら 
  • 組織を越えて協力し連携しながら 
  • Moment of Smile™を受け取って 
  • facebookを通じて会員同士で対話しながら

smile の瞬間 Moment of Smile™の写真

最終受取人の写真撮影が難しい場合も最初はあると思います。そのときは、•届け先受取人たち、あるいは、配送依頼会員または協賛会員の現地の人たちの笑顔の写真で変えます。ただし、送ったモノと必ず一緒に撮るようにします。

だれが撮影するかというと、基本的には、配送依頼会員・協賛会員の現地の人たちにお願いすることになります。そして、プロジェクトfacebookにアップし、プロジェクトに関与し寄与した会員でシェアします。

smile の瞬間 受けとったひとたちのMoment of Smile™

貢献へのリターンに言葉はいりません。受けとったひとたち(子供たち)Moment of Smile™(微笑みに変わる瞬間の写真) があれば...それで十分です。

受け取るひとたち(子供たち)が微笑みに変わる瞬間の写真があれば、全て報われます。配送したモノと一緒にとれればベストです。

2014年9月17日水曜日

share しあう モノを運び配達する“大変さ”をシェアリング



















ボランティア PlanetDeWによる配送作業支援と低価格なスロー配送サービスを提供し

モノを運び配達する“大変さ”“ご苦労”をシェアリングさせていただきます。

share しあう 物流の隙間スペースシェアリング

協賛会員(企業や団体) とともに 、物流の隙間スペースをシェアリングすることを通じて

スロー配送の普及を推進し

地球温暖化防止に貢献します。

2014年9月16日火曜日

share しあう 空いた時間の断片シェアリング

会員が小さな時間の断片でモノの運搬・配達に貢献し、

自分流に参加できるのがプラネットカナールです。

ひとりひとりの思いがカナール(運河)の推進力になっていきます。

share しあう モノのシェアリング

モノをもっと活用してもらうため

新品 や 捨てるにはもったいない品質のよい中古品を

余っているところから足りないところへ運び

プラネット上のモノの偏在を減らしていく運河サービスです。

2014年9月15日月曜日

share しあう シェアリング

 

シェアリングがキーワードです。

  • モノのシェアリング
  • 空いた時間の断片シェアリング
  • 物流の隙間スペースシェアリング
  • モノを運び配達する“大変さ”“ご苦労”をシェアリング

そうすれば

  • 微笑みの瞬間(Moment of Smile™)シェアリングも

プラネット上をゆったり流れるカナール(運河)サービス




プラネット上を毛細血管のように常時チョロチョロと流れ続けるモノの運河網がプラネットカナールのイメージです。

slowを選ぶ 低炭素かつ低価格で届ける

  • より低炭素の輸送手段+隙間活用(待つSLOWデリバリー)
    ⇒低炭素
  • 隙間活用(待つSLOWデリバリー)+協賛会員と会員一人一人の貢献+シンプル運営⇒低価格

『臨死体験 死ぬとき心はどうなるか』

昨晩、NHKスペシャルで 立花隆のレポート第2弾がありました。20年前に第1弾、その前に、臨死体験の本も出していますね。

生後1か月の子の臨死体験にはびっくりしました。心が体から抜け出し医師や家族のことを見ていたことを2歳になってから話し出したそうです。自分の脳が7日間麻痺している間の体験を語る医師は有名ですが、脳が麻痺しているMRI画像を見て脳の現象ではないと主張しています。

一方、ネズミの脳死状態の波形も拡大すると、数十秒間、微細な活動が見えるというミシガン大学での研究も。脳の錯覚の研究で、体外離脱は脳が体の位置を認識できなくなったからではないかとスウェーデンの研究。記憶はイマジネーションの影響を受け、人間は特にその要素が強い…だから芸術があり面白いと利根川進教授。

『我思う故に我あり』と言ったデカルトの頭蓋骨まで出てきましたが、思う心がどう生まれるのか人間は追い求めづづけています。心の一部、感覚・感情・行動・記憶などを結び続ける意識=自我も脳内の膨大な神経細胞のつながりによって生まれるという研究も最近盛んだそうです。意識は蜘蛛の巣のようなもので電気回路のように膨大な情報を1つにつなげるものというトノーニ教授。コンピュータでも意識がつくれますが、脳が死ぬと心も死ぬという理論です。ただ、その世界は膨大で、解明は困難といってもよいでしょう。

死の間際、神秘体験は脳のもっとも古い奥深い部分で起こる奇跡的な体験と言います。白昼夢状態で、幸福感を感じる化学物質を出すそうですが、『何故かという問いはその人の信念に委ねるしかない』というケンタッキー大学のケビン ネルソン教授の深い言葉も。『その体験をどう受け止めるか科学する必要はない…その人の信念の問題だ。』とも。敬虔なカトリック教徒である彼の妻は脳腫瘍にかかっていました。取材後亡くなったそうです。

『本当のところはわからないところが面白いことだ、宗教でも科学でも結論がでない...』と立花隆。

私は、小学校低学年のとき、秋の運動会から帰ると家に親がいない…という夢を見ました。『皆死ぬの...』と母親に聞いたのを覚えています。そのあとは、本能的に自分の死を恐れてきました。一番確かなことは、生きるものは必ず死を迎えることと...などと言っていましたが...死後は天国へ?生まれ変わる?、死者の書、お葬式のお経、“ここが天国”、いろいろな話を聞き読みました。そんな中で『垣間見る死後の世界』という臨床医がまとめた実体験書を読みました。その後、脳の化学現象だという説がいろいろ出てきましたが、空中から見ていないとわからない事実を知っている…という話を聞いて少しホッとしたのを覚えています。

そのレイモンド ムーディ博士は前回のレポートでは死後の世界は証明できない…と言っていたのですが、精神を病み自殺を図って臨死体験をしたそうで、それから、死後の世界を信じるようになったというのです。『人生は死ぬまで理解できないもの...人生とは何だったのか、その意味を知りたいと思いながら最後のときを迎える。そして死ぬとき臨死体験という冒険が待っている。』トムハンクスが年取ったような彼が言っていました。

そして、立花隆は締めくくりました。『死ぬということが以前より怖くなくなった。人生の目的は心の平安とギリシアの哲学者が言っている。自分の死について頭を巡らすことがそれを乱している。いい夢を見たいという気持ちで死んでいくことができるような気持ちになった。』

2014年9月14日日曜日

吉祥寺の秋祭り

昨日今日と吉祥寺の駅前はお神輿がいっぱいです。昔は、八幡神社と商店街の行き違いで、ばらばらに行なわれていたお祭りも、今年は八幡神社、各商店街、一斉にやっているようです。

お神輿を担ぐかけ声は、いつ聞いてもいいものですね。実は娘も友達に誘われ、浅草fr自前の分の衣装を買い、今日参加しています。ただ、どこのお神輿か知らずに駅で待ち合わせとのこと...メールでどのお神輿?と聞くと、祥南とだけ返信。たまたま、遭遇したのでシャッターをきりましたが、人混みで娘がどこにいるのかわからずじまい。妻との食事待ち合わせ場所にいきました。(後で聞くと、ずっと担いでいたとのこと…残念。スタバでもどこでもタダだったと感激?していました。)

明日は敬老の日。両親に寿司でも…と馴染みのすし屋に電話すると、『今日のお祭りでネタがなくなってしまうそうです…。』 神輿を担いだ皆さん、大いに寿司も楽しんでください。You deserve it !

slowを選ぶ 隙間スペース活用した鈍行

輸送や保管の使われていない隙間スペースを活用 して、少しずつ、急がずゆっくり 運びます。なんでも特急の時代に敢えて鈍行です。鈍行もたまにはいいものですよ。

局所的なスピードや効率より、無理せず持続することを大事にするデリバリーです。一時的なことにしないことが成功要因です。それにより、今まで運べなかったモノを少しずつ運べるようになります。プラネットのモノのバランスを取り戻すために。

昔のように小さな村で完結する生活もよいのかもしれません。エネルギーやCO2のためにも...でも全て自給自足は無理ですね。相互依存の世界ではモノの移動が必要なのです。
スロー配送サービスは一定期間内でより低価格、低炭素の輸送を目指す、補完的デリバリーです。

slowを選ぶ 喜ぶ人たちのところへ

『急がないけれど必要とされているモノを、よろこぶ人びと(子どもたち)のところへ』というのは大前提になります。

支援物資が送られてきても、必要としているモノ・うれしいモノと実際送られてくるもののミスマッチがよくあるようです。送る側の独りよがりで送ることは、気持ちはあってもまずいですね。無駄にモノを動かすのはまずいです。

これを避けるためにニーズをよく理解した社会貢献活動の支援を最優先にしていきます。配送作業支援から、代替輸送手段探しまで…いければと思っています。ニーズが分かっているが...という団体とも一緒に活動できればと思います。送る方法を探り必要な協賛企業を探しながら進めていきます。そういう活動を積み重ねて、プラネットカナールの基盤をつくっていきたいと思っています。

2014年9月13日土曜日

slowを選ぶ


  • 急がないけれど必要とされているモノを、よろこぶ人びとのところへ 
  • 輸送や保管の使われていない隙間スペースを活用して少しずつ、急がずゆっくり 
  • 低炭素かつ低価格で届ける プラネット上をゆったり流れるカナール(運河)サービス

2014年9月12日金曜日

プラネットカナールが大事にすること(あらためて)


slow を選ぶ
  • 急がず空いた隙間スペースを待てれば低炭素・低価格
share しあう
  • 空いたボランティアの人たちの時間の断片シェアリング 
  • 使われていない物流の隙間スペース・シェアリング 
  • モノ運びの大変さをシェアリング
smile 瞬間
  • 受け取った人の微笑みの瞬間 
  • その写真を関わった人たちに返し共有 
  • 送ったひとたちの微笑
simple に運営
  • 最小限の間接費で要を押さえた最小限コントロール
sustain していく
  • サービス持続とスロー配送普及 
  • 未来を担う子供たちのために 
  • 温暖化防止とモノの偏りを減らすために 
  • 一時的なモノの支援だけでなく自立支援へ
slowを選択しshareしあえば、今のsmileにつながります。simpleに運営すれば未来までsustainできます。

2014年9月11日木曜日

スロー配送サービスに向いていないモノ


スロー配送サービスに向いていないモノ、そもそもダメなものは以下の通りです。(以前の投稿と変わっていたいと思います。)

  • 緊急支援物資
  • 高いレベルの管理を要するモノ
    • 医薬品・医療品
    • 腐るモノ・生鮮食料品・冷凍食品 
    • 高価なモノ 他
  • 運んではいけないモノ
    • 害を及ぼす麻薬 
    • 毒、放射性物質、武器等
  • 運べないモノ(+運べないところ)
    • 重量・サイズが大きすぎるモノ

2014年9月10日水曜日

スロー配送サービスに向いているモノ


“スロー配送サービスに向いているモノ
については、以前、“運べるモノとして広めに例をあげましたが、シンプルに最新状況を踏まえて、さっぱりと整理すると以下のようになります。未来を担う子どもたち(18歳ぐらいまで)のためのモノに重点をおいていきたいと思っています。
緊急でないモノ
  • 子供教育用品・文具
  • 幼児用品・絵本 等 
  • 古着・靴・老眼鏡・傘 
  • 蚊帳・テント・自転車 等 

品質・状態がよいが処分されようとしている
  • “もったいない”モノ 
  • “生活に必要な”モノ  (国内の場合は家電や家具なども)

フェアトレード商品
その他 個別に判断させていただきます。

配送依頼会員 (法人・団体)が依頼できること

配送依頼会員がプラネットカナールに依頼できることは、大きく2つです。


【ボランティア PlanetDeWによる配送作業支援】
ニーズやご要望に合わせ柔軟に対応させていただきます。
  • プロジェクト傘下に入り作業支援
    ⇒段階的に現場のマネジメントも









【低炭素・低価格・スロー配送サービス 提供】 

リードタイムが十分とれれば大変お得なサービスです。
  • 必要なら企画や協賛企業探しも 
  • 協賛会員のご支援のもと
  • 部分的なサービスから シームレスに全体をつなぐ ことまで
  • 仕向け地での受け取りや作業は 配送依頼会員か協賛会員で

2014年9月8日月曜日

協賛会員(法人・団体)による支援

法人や任意団体の皆さまのお力なくして、プラネットカナールのスロー配送サービスはありえません。以下のような支援をご検討いただけるようでしたら、 planetcanal.contact@gmail.com までお問合せください。

  • 空いている輸送の隙間スペース提供(国内外のトラック、鉄道、船のコンテナスペースなど)
  • 物流・輸出入のノウハウ提供や手続き支援
  • 空いている保険の隙間スペース提供(国内外の倉庫スペースや保管スペース、コンテナ保管用スペースなど)
  • 仕分や梱包などの作業スペース提供
  • 輸送用具(段ボール箱、タグ、コンテナなど)の提供や貸与
  • 中継先や届け先(国内・海外での受け入れやデリバリー支援(現地中継管理、受入れや保管、現地デリバリーなど)
  • 物資寄贈(新品、サンプル品展示品、中古品)
  • プラネットカナールの運営支援(会費や寄付の入金処理、IT、会計、広報活動、オフィスやミーティングのスペースなど)
いずれのプロジェクトの直接支援に関しては、ニーズから具体的に組立て、具体的なお願いをしていきます。でも、こういう協力ができるというニーズ待ちのお話も大歓迎です。鶏か卵ですね。

発起人全員の合意はまだですが、最初のデリバリーは国内で、児童養護施設プロジェクトを考えています。

  • 新品または準新品のジャージやスニーカーを寄贈していただける企業
  • 施設巣立ち支援として独り暮らしの電化製品や家具を集めていただける大学ボランティアとして登録されているチーム
  • 配送作業スペースを提供いただける企業・団体
  • 例えば、武蔵野市から木更津までトラック輸送を支援いただける運送会社やレンタカー会社、その他企業
の協賛企業の皆さまにご協力いただく必要性が、少し具体的に見えています。4月スタート後の活動になりますが、その前から、打ち合わせや準備が始められたらと思っています。どうぞ宜しくお願いいたします!

井上ゆかり(piano) 河原厚子(vocal) 河原秀夫(base)

久しぶりに吉祥寺サムタイム午後のジャズライブにいってきました。

ピアノの井上ゆかり は大阪芸術大学の特待生だけあって、しっかりした基礎に裏付けられたジャズピアニストです。ジャズは鈴木“コルゲン”宏昌氏仕込みとのこと、ソロ活動やアレンジもしています。NHK-BSの音楽番組「素晴らしき音楽仲間」にレギュラーピアニストとして出演して羽田健太郎などとも共演…そういう流れを感じました。ピアノタッチはエネルギッシュで才能を感じます。帰りにSAKURAというアルバムを買ってきましたが、Someday My Prince Will Comeとか卒業写真とか、ベートーベンの悲愴第2楽章、When I Think of Youなどは早速お気に入りになりました。

河原厚子も実力派のシンガーです。今年アフリカで休暇を過ごしたせいか、登場するときはそんなエキサイティングな空気を感じました。ニューヨーク時代の思いでの曲Autumn in New Yorkや赤とんぼ は、また、違う雰囲気。トークが実に面白く、ベースの河原秀夫とは夫婦だとやりとりでわかりました。何故かニューヨークに一緒にいたそうで...あとでネットで調べたら、彼はバークリーに留学して、ジュリアードの先生にも師事していたそうです。穏やかな雰囲気の人ですが、途中、サングラスをかけ帽子をかぶり、なんと踊り出すのです!その格好よさにその場はまた大盛り上がり。

最後のほうで、私のリクエスト曲『On A Clear Day』に応えてくれて本当に大満足でした。とにかく、ジャズの醍醐味である“かけ合い”が自在にできるお茶目な3人で、よい午後の時間のジャズライブを堪能しました。

(写真を撮って良いか確認もしたのですが、なんとバッテリー切れで撮影できませんでした。写真は井上ゆかりさんのブログから拝借しています。)


2014年9月6日土曜日

野の花の家 (5) 何かプラネットカナールと一緒に?


【配送作業ボランティアを一緒に】 野の花の家が配送作業ボランティアに参加するケースウ (子どもが団体で参加するかたち)

子供たちによるボランティアを重視し、子供たちもより困難な状況にある子供たちの支援を喜んでしています。今度は、お金以外の支援もよいのではないでしょうか。子供たちにフィットするのではないでしょうか。。子供たちも学校他で忙しいようですが、隙間時間を使い、配送作業ボランティアに参加してもらえたらと思います。その場合は、子供たちのボランティア作業をうまく組み立てて、子供たちをガイドするボランティアが木更津 真里谷にいきます。あらかじめ、物資や箱その他を運んで置き、作業後もできれば、輸送の空きスペースを待っている間保管しておいてもらいます。

保管に協力いただける場合は、通常、法人・任意団体で所属する個人10名まで参加可とする予定なのですが、子供たちの場合は、50人ぐらいまで参加できるようにしたいと思っています。(会費細則に会員の権利と会費等をシンプルに定めていきます。)

【野の花の家が必要としているモノを運び届ける】 野の花の家が最終受取人となるパターン(ニーズが明解で早くプロジェクト化したい)

日本ではお金を出せばモノは十分あり、震災後の物流の分断も今はありません。ただ、必要なモノで新品や良質なモノを寄贈されるのであれば、経済的に厳しい子どもたちにはありがたいはずです。また、企業が自社製品を寄贈する場合は原価で済み、お金よりも効率がよいはずです。企業内のいろいろな都合で余ったモノであればさらによいはずです。

野の花の家でも、必要な学用品は寄贈してもらっているようですし、中古の自転車は3~4000円で譲り受けているとのことでした。砥上施設長の話では、以前、サンプル品(展示品?)のジャージや運動靴をメーカーから寄贈してもらっていたそうです。中には値札がついたままの高価なものも交じってらしいですが、子供たちは大変喜んでいたそうです。プラネットカナールは寄贈する企業を探したり、こういうプロジェクトを推進する企業を探したりもします。ひとつの有力なプロジェクト候補としたいと思います。

花崎理事長と砥上施設長がお二人とも寄贈してもらえたら本当にありがたいとおっしゃっていたのは、施設を卒業し独り立ちしていく子供たち(18歳ぐらい)のための一人暮らし電化製品や家具などです。お小遣いもなく、貯金もないので、これから働くというときの支度は大変のようです。ネットで調べてみると、ひとり立ちするための公的支援は77,000円足らずだそうです。住居に一番お金がかかると思いますが、いろいろ物入りですね。大学生が卒業するときにガレージセールやオークションに出したり、後輩に譲ったり、あげたり、あげくは廃棄したりしている独り暮らし用品は、数年しか使っていないような良質のものが多いはずです。学生ボランティアに集めてもらい、真里谷に配送する活動を是非考えたいと思います。できれば一括トラック輸送に協力してくれる企業があれば、費用が少なくて済むと思います。理事長が、『寄贈する側のタイミングもあり、いつも配送がネックになる』とおっしゃると、すかさず、『プラネットカナールは運ぶのが本業なので検討させてほしい』と申し上げました。『運んでくれると本当にありがたいです。』と理事長。このモデルができれば、他の地域や他の施設への横展開も可能です。

【海外の子どもに物資を送る】 野の花の家が配送依頼する典型的パターン

現在、海外の子どもへの物資も贈っていますが、プラネットカナールとしても協賛会員とともに手伝えるようになったら、配送作業をお手伝いし、より低価格な輸送サービスを提供させていただきます。、

2014年9月4日木曜日

野の花の家 (4) 支援物資を海外へ

野の花の家ではネパールやフィリピンなどの子供たちに、いろいろな物資を送ってきたそうです。『でも、モノを届けるのはいろいろと大変ですね。前回ネパールに2パック船便で送ったときも送料2万円弱+関税がかかってしまいました。フィリピンのスモーキーマウンテン(マニラ北部のスラム街)の子供たちには現地の信頼できる人を経由して送っています。』…と同席された鳥海典子氏がおっしゃっていました。ハンドキャリーする人を探すNPOにもフェアトレード商品などの運搬を依頼しているようです。『他人のモノを個人ベースで運ぶのは犯罪のこともあり厳しくなってきているようです。でも分散輸送は犯罪が入り込む余地が少ない、例えば、多くの人が移動する海外コンベンションを利用したCSR活動や国際交流NGO(例えばピースボートなど)にお願いできたりすると大変有効な方法ですね…』と私が言うと、皆さん、うなずいていらっしゃいました。
モノをその時だけ、その人だけに送ることに否定的な人もいるそうですが、何もしないより、はやりずっと良いと私は思います。そういう小さなことも塵も積もれば…ですから。

でもモノを運ぶのは必要だけど大変なのです。花崎みさを理事長が、『ネパールの奥地に現地配送も兼ねて行きましたが、本当に大変でした。』 裸足で歩く人が多い話から、『ゴム草履を贈ると喜ばれるのでは…』と訪問されたときのことを振り返っておっしゃっていました。また、既にいろいろモノを運んでいるNGO・NPOをいくつかを教えていただきました。是非、紹介いただき伺って、いろいろ学ばせていただければ…と思っています。

はやく、プラネットカナールがモノを届ける大変さをシェアし、協賛会員の企業や団体の皆さまと、より低価格な配送サービスを提供できるようになりたいと思いを新たにしました。

2014年9月2日火曜日

野の花の家 (3) 粗食の日のお金


施設の子供たちには一切お小遣いはありません。そんな子供たちが、自分たちより厳しい環境にある子供たちのことを知って、自発的に毎月1回「粗食の日」を実践し、浮いた食費を貯めて寄付しているというのです。何か災害などでつらい状況にある世界の子供たちのニュースなどをみると、小さい子も含めて、みんなでいくらぐらい寄付できるか話し合うそうです。子供たちはとてもイキイキしているそうです。

公的支援を受けている身で…と思う人もいるかもしれませんが、自分の小遣いがなければ他に方法はありません。月1回だけ自分が使う食べ物のお金を節約することにより、食べ物の大切さもわかり、活動全体を通じてきっと大きなことを体感しているはずです。閉じこもりがちな現代の子供たちの中で、世界に目をやっていることだけでスゴイです。こういう子どもたちでさえ自分の身をほんの少しだけ削って寄付しているのです。多くの大人たちも学ぶべきです。

13年前からそこで貯めたお金の累計はなんと190万円にもなるとのこと。写真は、見にくいですが、今までどういう支援をしてきたかのリストです。これを見ると、ネパールの子供たちの学費支援などには累計50万円以上贈っています。送りっぱなしでなく一張羅になる制服を寄贈したときには寄贈式に子供の代表を連れて行かれたそうです。他にも、フィリピン、パキスタン、タイ、ベトナム、韓国、ニジェール、新潟中越、東北などの子供たちにも、災害救援、重病児童のアメリカでの手術代補助、ろうあ児支援、枯葉剤被害児支援、絵本を届ける運動支援などの形で、寄付してきました。スゴイですね。

花崎理事長は支援されているだけでなく、さらに困難な状況にある子供たちの支援するボランティアを大事にされています。具体的なプロジェクトができたら、子供たちによる、お金以外の隙間時間を使ったプラネットカナールの配送作業ボランティアも提案したいと思います。

2014年9月1日月曜日

野の花の家(2) 花崎みさを 理事長・統括施設長/砥上正樹 施設長

花崎みさお 理事長・統括施設長(右)と砥上正樹 施設長(左)
花崎みさを 理事長・統括施設長に貴重なアドバイスをいろいろいただきました。これまで施設の運営やいろいろな支援活動を続けてこられ、大変なことも、うれしいことも、いろいろあったと思いますが、実際お会いすると、とても穏やかな雰囲気の方でびっくりしました。でもオーラはすごく、施設全体からも、とてもよい気を感じるのです。子供たちも職員の方々も皆明るい!

プラネトカナールについて『モノを運ぶのは大変、いつもネックになっています。そこに特化するというのは本当に良いかもしれませんね。』とおっしゃっていただき、とてもうれしく思いました。

学校に通うだけでなく、夏休みや冬休みに、家を跨って、みんなが共同でいろいろな体験をするのは、とても大事なんだ…野の花の家の砥上正樹 施設長がおっしゃっていました。今年のサマーキャンプは電気のない自然の中でのサバイバル体験のような合宿でしたが、子供たちは大喜びで、楽しみながら元気に乗り切ったそうです。冬の雪山体験にも別の要素がありますが、同じことが言えるそうで、目に浮かぶようです。

ホームページを訪問したり、私もチラッとしか見ていませんが、著書「抱きしめたい」「家族を創る アジアの子たちの里親として」などを読まれることをお勧めします。