2015年1月29日木曜日

児童養護施設巣立ちに必要な家電・家具

必要な家電や家具に関するアンケート
一粒会児童養護施設「野の花の家」施設長の砥上正樹氏に、本日、理事 山﨑優さんとお会いし、“施設を巣立つ子どもたちが必要とし うれいしい家電や家具は何か”を具体的に確認しました。家電家具を集めたり提供する プロジェクトオーナー(配送依頼会員)や協賛会員、一般会員と共有していきます。

若者はテレビをあまり見ないのでは...と心配したのですが、アパートの共有アンテナにつなげばよい手軽な情報源として喜ばれるとのことでした。施設でもテレビに慣れており、ひとりになったとき寂しさを紛らわす意味でも必要とされそうだとのことでした。DVDプレーヤー・レコーダーも同じようですが、要確認です。因みに、代替候補だったパソコン・タブレットについて伺うと、それよりスマホを欲しがっているとのこと...なるほど...若者の傾向そのままらしいです。.

まだ、1年以上先の話で、実感がなく、本当に必要なものが分かってくるには少し待つ必要があります。実際入る部屋が決まらないとサイズなど、はっきりしないことも多いですが、ある程度変わる前提で少しでも早めにアンケートに回答してもらおうと思います。巣立ちをイメージすることは、自立を目指し心の準備をしていく上でも意味あるのではないでしょうか。

少なくとも余裕をもって1年前にアンケートをとります。SLOWを選ぶサービスにはリードタイムが大切です。早ければいつぐらいから、遅くてもいつまでに搬入するかも大切な情報です。そして、より具体的になったり、変わったりしたときの連絡や対応のしかたを決めていくことになりました。

どんな場合でも比較的大きく、高価な、冷蔵庫・洗濯機・テレビ・電子レンジの必要度は強く変わらなそうです。それを中心に進めていきます。布団等の寝具はやはり新品ですね。

念の為、砥上氏に、ベストを尽くすが、希望に沿うモノがないだけでなく、モノが集まらないことがあり得ることを子どもたちに伝えてほしいとお願いしました。期待値が高すぎ期待に沿えないと、逆にがっかりさせてしまうので... さらに、同等のモノを子どもたちにいかに公平に分配するかは、施設の方にお願いすることを確認。最後に、ボランティアによる最低限の可動確認や品質チェックは行なうが、そこまでであること、万一お届けしたモノで火災や事故が起った場合も当法人や関与した会員としては一切責任を負いかねることをご了承いただきました。

NPO認証まで もう少し

理事 伊藤雪子さん(右) 菊池由美子さん(左)@吉祥寺本町コミセン
東京都 生活文化局 地域活動推進課 NPO法人係の方からのご指導のもと、申請書類を追加修正し、理事の方々に確認いただいたうえで、昨日再度提出しました。

認証まであと一歩です!

印鑑・登記・口座開設、なによりホームページ構築と、また、忙しくなりそうです。

2015年1月14日水曜日

アルファ米のおにぎりが現実に...

昨日、TXアントレプレナーパートナーズの新年会があり、段ボール箱のレンゴーに以前勤めていたという弁護士の方や、シンガポールを拠点にインドネシア、カンボジア他、東南アジアの国々への進出を支援している女性の方にお会いできました。

また、本日の武蔵野三田会幹事会の新年会でも、よいお話が続々...昔、特別レートで船会社に海上輸送をお願いしていたのでその会社を紹介したい...とか、福島の児童養護施設にパンを送る活動をしているので連携したい...とかのオファーです。是非...とお願いしました。

更に、市議会議員の方から、備蓄している災害時用食料を賞味期限切れで廃棄する6か月前に活用することを検討してほしいという話がありました。児童養護施設などでの活用のしかたを他のNPOなどと検討していきたいと思います。勿論、アルファ米もあり、少量ですがボランティア作業のまかないおにぎりに使わせてもらえるように働きかけていきます。少し前にブログでお話したばかりですが、予算もないので本当に助かります。気持ちがあれば、賞味期限少し前のお米でも、“同じ釜の飯”というか...ボランティア作業場での美味しいお昼のおにぎりになるはずです。


2015年1月12日月曜日

プラネットカナール スタート準備再開!

これは私たちではありません...
昨年の父他界以来、書類やデータをいろいろ集めまとめ、税理士さんに送ってきました。そして、毎年、妻メインでやってもらっている私自身の確定申告関連の書類取りまとめも、本日、ほぼ完了しました!早速、税理士さんに送り、私たちの手を離れ(?)ました。こういうときは翌朝に届く特急の宅急便は本当に助かりますね。

今日は少し、ゆっくりして、明日から、また、プラネットカナールのスタートに向けて、運営会員や理事の人たちと準備を再開しようと思います。いろいろ溜まっている他のことも...

2015年1月7日水曜日

チャップリンの“SMILE”

小田和正が中心となり、2001年から毎年クリスマスの夜に、「クリスマスの約束」という番組が続いています。2014年は今までの振り返りが殆どでしたが、細田晴臣が小田和正、松たか子、JUJUのバックコーラスでチャーリーチャップリンの“SMILE”を歌いました。

これまた、私の好きな曲です。“SMILE”はプラネットカナールPlanetCanal™のボランティア作業現場でBGM曲として流そうと思っています。今のところ、いろいろな人が歌い演奏する“SMILE” “瑠璃色の地球” “On a Clear Day”が有力な候補です。季節にあった曲とか元気のでる曲とかも入ると思います。

SMILE
'(一部)

Smile, though your heart is aching 
Smile, even though it's breaking 
When there are clouds in the sky you'll get by 

If you smile through your fear and sorrow 
Smile and maybe tomorrow 
You'll see the sun come shining through for you. 

You'll find that life is still worth while 
If you just smile

作詞作曲 J.Turner, G. Parsons and Charles Chaplin 
(1954 by Bourne, Inc.)

2015年1月6日火曜日

お台場大観覧車から

SKY WHEELから東京湾側(右側には写っていません羽田やクレーンが)
4日、とっさの思い付きだったのですが、あと数日で91歳になる義理の母と一緒にお台場の大観覧車SKY WHEELに乗ってきました。

障害者や高齢者の乗り降りのためには止めてくれるのには感心、シンプルな造りらしく全体が止まっていましたので恐縮しました。

世界一の高さだとは知りませんでした。実は、ロンドン・アイよりも本当に高いのかな...とも、思ったのですが。

2015年1月5日月曜日

「黄金の丘 輝くとき フランス・ブルゴーニュ」 (4)

NHK 世界で一番美しい瞬間(とき) 紅葉したブドウ畑と千沙さん
冬~春~夏~と季節が移り、大地の恵みを受け一年の苦労が報われるコートドール(黄金の丘)の秋。

ドメーヌ シモンビーズを経営しているのは日本人の千沙ビーズさん。ちょうど一年前、凶作だったブドウの収穫の初日にご主人を突然の交通事故で亡くされました。彼女はフランスの農業銀行に就職、顧客だったご主人(44歳)から29歳のとき求婚され結婚したそうです。いつも夫の後ろにいた千沙さんですが、1年で強くなったとドメーヌの人たちが言います。

『みんなに希望を与えたいという気持ちの詰まった優しいワインをつくっていきたい・・・』と千沙さん。収穫後1か月の紅葉したブドウ畑で、葉を落とす前の最後の輝きと千沙さんの思いが一体になった、もうひとつの世界で一番美しい瞬間です。

「黄金の丘 輝くとき フランス・ブルゴーニュ」 (3)

NHK 世界で一番美しい瞬間(とき) “ボン・ブルギニヨン”
皆無口で黙々とブドウを摘む最終日。花もきれいで花飾りの冠を作っている女性たちもいます。いよいよポレーと呼ばれる収穫の打ち上げ、シャワーを浴びて戻ってくる収穫人たち…達成感と寂しさが入りまじっています。

千沙さんの挨拶で始まりました。『皆さんに感謝します。一年いろいろあって大変だったけどみなさんの色々な助けのお蔭で2014年の収穫が成功しました。ありがとう...』 

フランス語で『収穫を手伝います!タダで!そのかわり おいしい料理と交換に…』と書いてあるTシャツを着て現地入りした小宮山アナウンサーですが、彼の働きに対して、みんなが声合わせてキラキラ星のようなジェスチャーや、手をたたいたり足を鳴らしたりする“ボン・ブルギニヨン”というご褒美をうけました。何ともいい気が満ち溢れていて、収穫の季節のなかで人びとの気持ちが一体となる「世界で一番美しい瞬間(とき)」でした。

プラネットカナールPlanetCanal™でも真似して似たようなことを何か考えたいです。みんなにお互いの仕事を褒め合う5秒ぐらいのシンプルな拍手かけ声のようなものを...

2015年1月4日日曜日

「黄金の丘 輝くとき フランス・ブルゴーニュ」 (2)

NHKサイトから 小宮山アナウンサー
初日、早朝から、ひと働きしたあと、世界一美味しい朝ごはんです。サンドウィッチとコーヒー、チーズやサラミをフランスパンにはさんで。ワインも…ブドウ畑を見ながら贅沢な朝食ですね。

午後も作業は膝と腰にくるらしいです。収穫人たちの一番の楽しみは 昼ご飯。マリーエレーヌおばさんの畑でとれたトマトサラダ、若鳥のレモンマリネにご飯とズッキーニ、必ず野菜、肉、ご飯・パスタなどの炭水化物のバランスに気を使うそうです。体力を使いますからね...地元の人にいかに毎年来てもらうかは美味しいごはんにかかっているのだそうです。

1日8時間のかなりの重労働、肩や腰は勿論、全身くるらしいですが、疲れれば疲れるほど夕食は美味しくなるようでです。

ごはんの話ばかりになってしまいましたが、ボランティア作業には食事が大事なんですね~ プラネットカナールPlanetCanal™では、お金もありませんし、食中毒のリスクを避けたいので、ボランティア現場では食べ物を出さない方向で考えていました。でも、昨年「NPO法人ぱれっと」のバザー準備作業に参加した山﨑優さんのレポートでも、お昼はお湯だけで炊けるアルファ米のおにぎりが出て、素朴なおにぎりでもうれしかったそうです。ボランティア作業が楽しく安全になり、うまく段取れるように、いろいろ考えているんですが(そのうちご紹介します)、現時点で予算化しているのは熱中症予防のスポーツドリンクだけです。シモンビーズの昼食とは“程遠い”以前のレベルですが、まかないのおにぎりを検討してみたいと思います。

「黄金の丘 輝くとき フランス・ブルゴーニュ」 (1)

NHK 世界で一番美しい瞬間(とき)より
昨年暮れの世界で一番美しい瞬間(とき)の舞台は、ブルゴーニュ地方中西部 高級ワイン産地コートドール(黄金の丘)にあるサビニーレボーヌ村。そこで香豊かで酸味のバランスがよいワインをたくさん生産しているのがシモンビーズ。栽培から醸造、瓶詰まで行っている家族経営のドメーヌ (domaine)です。

毎年ブドウ収穫のときに、50人ぐらいの収穫ボランティアたちが集まります。朝5時起きで収穫は大変だけど一生の思い出になる…と、学生から会社社長までいろいろな人が楽しみにして参加します。忙しい人は休日をとってバカンスとしてきているそうです。今回、日本からは小宮山晃義アナウンサーほか、ソムリエや夕食担当シェフらが参加、アジアの他の国からも参加者がいます。

広い畑を1列ずつ担当して一気に収穫。“時間は少し余計にかかるけど初めてで慣れてなくてもできる”作業。ポーターが背負うパニエに30キロを超える重さの収穫したブドウを集めていきます。

2015年1月3日土曜日

「満月に祈りの灯をともすとき ミャンマー バガン」 (2)

NHK 世界で一番美しい瞬間
遺跡管理とみやげの砂絵を売って10歳から両親を養ってきたという24歳の若者は、砂絵を描いていると集中し心静まり、まるで祈りのようと言います。昔からの図柄に加え自分のオリジナルの絵も描き、それが認められることがとてもうれしいようです。1年前に結婚した奥さんとはインターネットの交流サイトで知り合ったそうで、現代を感じますが、信仰深いことが結婚の決め手だったという奥さん、ミャンマーらしいですね... もうすぐ子どもが生まれるそうで、子ができて祈ることの意味がわかったと...

馬車で観光ガイドをしている大学生は2年前母親を癌で亡くし死に目に会えなかったことが心に残っていました。信心深かった母親に変わってダディンジュのロウソクを灯し祈ります。『来世でも母さんの子であるように…母が今度はもっと長生きしますように…』 ダディンジュが終わったら、子供の教育に熱心だったお母さんが喜ぶように大学に戻って卒業を目指すそうです。

ひとつひとつロウソクの灯に、それぞれの祈りや願いを込めて… 世界で一番美しい瞬間(とき)

「満月に祈りの灯をともすとき ミャンマー バガン」 (1)

NHK 世界で一番美しい瞬間より
この番組は単に自然の絶景や年に一度のイベントを紹介するのではなく、自然の中で、時の流れの中で、そこに暮らす人々が待つその場所が最も美しく輝く特別な瞬間を映し出します。

12月に入って放送された「世界で一番美しい瞬間(とき)」は3千ものパゴタ(仏塔)や寺院が立ち並ぶミャンマーの聖地バガン。雨季が終わり満月の夜の“ダディンジュ”がその瞬間です。天界から降りてくるお釈迦様のために人々がロウソクを灯し、愛する人や旅立った人のために祈りを捧げます。

85%が仏教徒のミャンマーでは子どもの修行僧も多く、雨季の間の室内での勉強や修行のあと“解き放される”という意味が起源のダディンジュ、その時期は実りの季節・収穫の時でもあります。人びとの日々の営みがあり、願いや祈りとともに、パゴタなどの遺跡がロウソクの灯で浮かび上がり、それらが一体となった世界で一番美しい瞬間(とき)です。

2015年1月2日金曜日

世界で一番美しい瞬間(とき) - NHK

昨年春ぐらいから始まったNHKの「世界が一番美しい瞬間(とき)」という番組がありますね。暮れから正月にかけて、いくつか録画で見ました。ニューヨーク マンハッタンヘンジの回だったと思いますが妻の勧めで観てから結構観ています。

いつも始まると音楽と共に浮かび上がる言葉がいいですね。

ひとは待つ そのときを はじめての恋のように
 ひとは待つ そのときを 何かとひきかえにしても
 一瞬が永遠になる奇跡 僕らはいくつ出会えるだろう
世界で一番 美しい瞬間

まるでプラネットカナールPlanetCanal™のMoment of Smile™のためにNHKがつくってくれた言葉のようですね(笑)

2015年1月1日木曜日

2015年元旦

On a Clear Day (You Can See Forever)

2015年が皆さまにとって素晴らしい年となりますように。

本年も どうぞ よろしくお願いいたします。

この写真からOn a Clear Dayという私が好きな曲を思い出しました。
歌詞を一部ご紹介させてください。

On a clear day, rise and look around you
And you'll see who you are …
That the glow of your being outshines every star
晴れた日、顔を上げて見回してごらん
きっと自分が見えてくるよ
晴れた日には
どんな星よりも輝いてる自分が見えるよ
You'll feel part of every mountain, sea and shore
You can hear from far and near a world you've never heard before
きっと自分が世界の一部だと感じられるよ
すべての山や海や浜辺のような世界の一部だと
遠くのほうや近くから聞こえるはずだよ
今まで聴いたことがない世界が
On a clear day, on that clear day
You can see forever and ever more
晴れた日には、
きっと遥か永遠がを見えるよ
1965 ( Alan Jay Lerner / Burton Lane)