2014年9月4日木曜日

野の花の家 (4) 支援物資を海外へ

野の花の家ではネパールやフィリピンなどの子供たちに、いろいろな物資を送ってきたそうです。『でも、モノを届けるのはいろいろと大変ですね。前回ネパールに2パック船便で送ったときも送料2万円弱+関税がかかってしまいました。フィリピンのスモーキーマウンテン(マニラ北部のスラム街)の子供たちには現地の信頼できる人を経由して送っています。』…と同席された鳥海典子氏がおっしゃっていました。ハンドキャリーする人を探すNPOにもフェアトレード商品などの運搬を依頼しているようです。『他人のモノを個人ベースで運ぶのは犯罪のこともあり厳しくなってきているようです。でも分散輸送は犯罪が入り込む余地が少ない、例えば、多くの人が移動する海外コンベンションを利用したCSR活動や国際交流NGO(例えばピースボートなど)にお願いできたりすると大変有効な方法ですね…』と私が言うと、皆さん、うなずいていらっしゃいました。
モノをその時だけ、その人だけに送ることに否定的な人もいるそうですが、何もしないより、はやりずっと良いと私は思います。そういう小さなことも塵も積もれば…ですから。

でもモノを運ぶのは必要だけど大変なのです。花崎みさを理事長が、『ネパールの奥地に現地配送も兼ねて行きましたが、本当に大変でした。』 裸足で歩く人が多い話から、『ゴム草履を贈ると喜ばれるのでは…』と訪問されたときのことを振り返っておっしゃっていました。また、既にいろいろモノを運んでいるNGO・NPOをいくつかを教えていただきました。是非、紹介いただき伺って、いろいろ学ばせていただければ…と思っています。

はやく、プラネットカナールがモノを届ける大変さをシェアし、協賛会員の企業や団体の皆さまと、より低価格な配送サービスを提供できるようになりたいと思いを新たにしました。

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