この半年、ブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
特定非営利活動法人プラネットカナールPlanetCanal™ 理事長 鈴木邦明 のブログです。プラネトカナールは、運送保管の隙間を活用した"スロー配送サービス"を通じて、子どもたちが微笑みに変わる瞬間のためにボランティア活動しているNPOです。名前はプラネット上をゆっくり流れるモノを運ぶ運河をイメージしています。
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| ~バッカス~より |
高校のとき、お金・地位・名声を極端に求める人たちは寂しいからではないか、ちょっとニュアンスは違いますが、アグレッシブにNo.1を求める人たちも“寂しさ”を原動力にしているのではないか…、私は“ここにいる!”~“生きていたんだ!”というような心の奥の叫びに突き動かされているのではないか…と思うようになりました。英雄と言われる人たちにもそういう要素があるのではないだろうかとも思いました。勿論、何か別のことsomething elseに突き動かされ、結果として偉人と言われるようになった人たちもたくさんいて、そういう人々は尊敬に値すると思っていました。若い時は皆そうかもしれませんが、善と偽善の紙一重のところには敏感でした。さすがに鞍馬天狗に憧れていた私としては名声や地位を追い求めたくなかったのは言うまでもありません。今はその辺は大変緩くなっていて。今なら、“寂しさ”からであれば許せるような気がします。
それは、コンフォタブルなゾーンに安住するということではありません。プラネットカナールPlanetCanal™では、積極的に自分のスタイル、自分流を全面に出していただくということです。その人らしさを大切にしていきます。しゃしゃり出ないリーダーシップもあっていいし、NPOなどでは草の根運動的スタイルも大事です。その人の自然なスタイルなら、どんなスタイルでも必要なスタイルなのです。いろいろなスタイルの人がいれば、チームはきっと強くなります。
無理していれば、そのうち無理が無理ではなくなるのかもしれませんが、やはり、無理のない自然体がいいですね。ずっと力んでいくのも疲れますし。無理しなくても、キャパシティが大きく自然にいわゆる“リーダー”…という人はリーダーの中でも一握りです。だから、慣れるまで“頑張る”ことも大事なのですが、リーダーに限らず、ある時点からは、今までの経験から身についたスタイルや自分にあっているそれぞれのスタイルでいくのが一番です。![]() |
| 映画「キャプテン フィリップス」ポスターより |