2013年12月6日金曜日

キャプテン フィリップス

映画「キャプテン フィリップス」ポスターより
今日、娘に誘われて家族でトムハンクス主演のキャプテン フィリップスをみてきました。リーダーシップの話に無理やりつなげると…船長はそもそもリーダーですが、普通の民間人がソマリアの海賊に襲われ拉致されるような状況で本当にキャプテンだと感心しました。(映画は2009年コンテナ船が海賊に襲われた実話に基づいています。) そして、アメリカ海軍は、よく訓練され恐ろしいくらい冷静にことをexecuteし、凄さや恐ろしさを感じるくらいでした。軍に救出されたときの感情的な人間味溢れたキャプテンと医務担当官が冷静に手順を踏んでチェックするところが対照的でした。(あまり話をしてはいけませんね。) ソマリア問題についても、いろいろ考えさせられました。

プラネットカナールPlanetCanal™は海を進むコンテナ船をゆっくりしたのどかなイメージに使っていますが、そんなに“のうてんき”でもありません。海賊のことは考えていないわけではありませんが、言うまでもなくプラネットカナールPlanetCanal™にキャプテン フィリップスがいることを想定できません。送り主の思いがこもったモノを扱い運ぶミッションのNPOですが、リスク管理の方針として、モノには執着せず、あきらめるのを基本にしています。お金の問題でもないので、コストを抑えるためにも保険もかけない方針です。それ以外の地域でも海賊は出没するようですし、それ以外にいろいろなリスクがあるでしょうが、人の安全が最優先にしていくことを、お客さまにもご理解いただくつもりです。

とは言え、そのリスクに関わらないようにしても、誰かが必死に極限の状況を切り抜けたり、力を持つ政治や軍隊の力で守られたりしているという事実をこの映画を見て改めて思い知らされました。自分たちには出来ないので、強力なリーダーシップや訓練された力に頼るしかありません。(そういう他人事のような話や他力本願が嫌いなひともいるでしょうが。)


リーダーシップの話に無理やり戻しますと、強いリーダーは必要です。天性のリーダーは別にして、繰り返し訓練して極限状態でも力を発揮できる究極を目指す人たちや組織のように、リーダーも訓練し慣れてなっていくのかもしれません。