大学に入ってからは高校時代のように寂しさから、いろいろ考えるのが減りました。鈍感になったのか、だんだん社会に順応していく準備を知らないうちにしていたのかもしれません。
そして、寂しいなどと言っている余裕がない時期を経て、“寂しさ”を感じることは更に減ってきたと思います。昔は、夜の電車の中から家々の灯を見て、幸せを願っている多くの人々ことを思い、暖かい何かと説明できない圧倒されるような何かを感じていました。
理屈や精神論で考えていた“根っこで皆繋がっている”ということを、本当に感じるようになってきたからかもしれません。皆一緒なら、“寂しい”とか“自分のためか他人のため”とかはありませんね。